住みたい街としても人気の街、吉祥寺。そこには、雑貨屋さんや洋服屋さん、商店街などたくさんのお店があり、平日でも多くの人で賑わっています。今回はそんな吉祥寺にある文房具のお店『36 Sublo(サブロ)』を訪ねてみました。
こちらがお店の看板。反対側には何も書かれていないので、うっかり通り過ぎてしまわぬように。
入り口の階段の先にお店があります。
個性豊かな文房具に囲まれた店内
ドアを開けると、店内にぎっしりと並べられた文房具や雑貨たち。奥の窓には「36」の文字が。
『36 Sublo』はお店を構えて12年目。オーナーである村上さんのご実家が、もともと京都で文房具店を営んでいたことがきっかけで始めたのだそうです。
そのためもあってか、どこか昔懐かしさを感じさせる日本の雑貨や文房具、そのほか海外のアイテムやオリジナル商品など、思わず手にとってみたくなる文房具や雑貨がたくさん並んでいます。
人気商品はユーモア満点のスタンプ
『36 Sublo』では、様々な文房具や雑貨を扱っているのですが、その3割ほどがオリジナルの商品なんだとか!なかでも、近頃はハンコが人気だそうです。
こちらはオリジナル商品のひとつ、「パンのハンコ」。ひとつひとつがすごく丁寧に作られていて、つい揃えたくなってしまいます。以前店頭でパンフェアを開催して、とても人気だったそう。パンに目がないPARISmag編集部としても、とても気になるところ。
その他にも、思わずクスッと笑ってしまいそうなかわいらしいハンコがたくさん。どんなときに、どうやって使おうか考えるのもまた楽しみのひとつです。
こちらはお店オリジナルのキャラクター 「吉(きち)ぞうさん」。
吉祥寺非公認キャラクターとのことですが、こちらも隠れた人気アイテムなのだそう。
『36 Sublo』で見つけた、フランスの香り
たくさんの文房具や雑貨に囲まれたなか、私たちの目に止まったのは、フランスの紙のお香「パピエダルメニイ」。
「パピエダルメニイ」は1855年にフランスで発売され、長い歴史を持つ紙のお香です。今でもひとつひとつが職人の手によって作られています。
お店で取り扱っているのは「パピエダルメニイ トリプル」と「パピエダルメニイ ローズ」の2種類。
さっそく使い方をご説明したいと思います。
本のように綴じられているので、ミシン目に沿って1枚切り取ります。
切り取ったら、アコーディオンのように山折り谷折りを繰り返します。お香皿や灰皿など、汚れても良い皿の上に置き、紙の端から火をつければOKです。
火をつけてみると、少しのけむりとともに、主張しすぎないバニラと木のような優しい香りが広がります。思っていたよりも早く燃え尽きるので、ちょっとした時間でも使えるのもうれしいところ。
お店の大川さんいわく、「お香としてはもちろんなのですが、火をつけなくともその香りが立つので、お手紙に添えたりギフトとしてプレゼントするのも、とても喜ばれますよ」とのことでした。
たしかに手紙が届いてフワッと心地よい香りがすると、とてもうれしい気持ちになりますね。その他にも、そのままクローゼットに入れておいたり、本に挟んでみたり、いろんなシーンで楽しむことができそうです。
実はこの「パピエダルメニイ」、心地よい香りだけではなくうれしい効果もあります。安息香の木から採取したベンゾイン樹脂を含んでおり、それが空気を浄化してくれるのだそう。そのため、タバコや日常生活での気になる匂い、ペットの匂いなどを中和してくれ、消臭や抗菌の効果も期待できるのだとか。持ち運びにちょうどよい大きさなので、旅行のときに持っておくといいかもしれませんね。
たくさんのお店の中からとっておきのお店や雑貨を見つけるのは、まるで蚤の市やマルシェで掘り出しものを見つけたときのようなうれしさもあります。ぜひ、吉祥寺を訪れた際はぶらりと『36 Sublo』に立ち寄り、お気に入りの雑貨探しをしてみてはいかがですか?
■お店情報
36 Sublo(サブロ)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-16 原ビル2階
TEL&FAX:0422-21-8118
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜日
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
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