どうやって作っているの?

――インスタグラムには「オブラートアート」とありますが、お弁当はどのように作っているのでしょうか。

「まず、紙に下絵を書きます。書いた下絵の上にラップを敷いて、その上に料理用のオブラートをのせています。竹炭パウダーというものがあるので、それを水で溶かして細い筆にとり、下絵をオブラートにうつしています。絵をうつしたオブラートをご飯にのせたら完成です。オブラートは、お米の水分で溶けて、乾燥するとご飯にしっかり密着するので、形崩れの心配がないんです」

ギョッ、長瀬智也が弁当に!超リアルな“顔弁当”たち、作り方もすごかった
(画像=『女子SPA!』より引用)
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(画像=『女子SPA!』より引用)
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(画像=『女子SPA!』より引用)

――竹炭パウダーというものを初めて知りました。

「竹炭パウダーは食用で、無味無臭・無添加でミネラルも豊富だそうです。夫が毎日食べるものなので、体に良い・おいしいという点は気をつけるようにしています」

――すごいこだわりですね。

「私にとっては作品かもしれませんが、夫にとっては毎日の食事なのでちゃんとおいしくあるように考えています。前日の夜に下絵を書いておいて、朝はご飯にオブラードをのせておかずを作るだけにしています。下絵も含めて、だいたい1時間くらいでお弁当を作っています」

旦那さんが絶句したお弁当

――旦那さんお気に入りの作品はありますか?

ギョッ、長瀬智也が弁当に!超リアルな“顔弁当”たち、作り方もすごかった
(画像=『女子SPA!』より引用)

「お気に入りかはわからないですけど、バレンタインの日に、気合いを入れて能面のお弁当を作ったんです。ただ、夫はものすごく怖かったらしく、昼食の時にお弁当を開けた瞬間、恐怖で椅子から立ち上がったと言っていました。夫のそういう反応も含めて、お弁当作りを楽しんでいます」

――松浦さんのお気に入りはありますか?

ギョッ、長瀬智也が弁当に!超リアルな“顔弁当”たち、作り方もすごかった
(画像=『女子SPA!』より引用)

「山口県立美術館さんから依頼を受けて『岸田劉生展』のCMのために作った麗子象弁当です。これはお弁当としての栄養を考えつつ、再現度を高めるためにすごく時間がかかりました。一番苦労した作品かもしれません。麗子の服をカニカマで作ったりと、細部までこだわっています」