子どもたち・教師という仕事への愛
――今回先生向けの本を上梓されましたが、何がきっかけとなったのですか?
usao:Twitterで『なんでもない絵日記』として、教員生活の良さや悩みを漫画にして掲載していました。東洋館出版社さんから「教員のそばに寄り添う本を作りませんか」と声がかかり、今に至ります。新しい道を進んでいく子どもたちに感謝の気持ちを伝えたい、私の経験談が多くの先生方の力になれれば嬉しいと思い、本にすることを決めました。
――先生になりたいと思ったきっかけは何ですか?
usao:子どもの感性が好きだからです。デパートで開催されていた小学校の歯磨きポスター展で子どもがのびのびと絵を描いているのに感動し、「この感性を教えてほしい!」と思って教員になることを決めました。
子どもの表情はみんな好き
――usaoさんが描かれる子どもたちの照れ笑いの絵がとても素敵で、見ていて幸せな気持ちになります。usaoさんは子どもたちのどんな表情が好きですか。
usao:やる気いっぱいの時、気持ちがほどけた時、勇気を出した時。どんな表情も好きですね。