石垣島の名勝地「名蔵アンパル」に面する【石垣やいま村】は日本最南端のテーマパーク。その中にある「リスザルの森」は子供から大人まで大人気です。リスザルたちは自然に近い状態で飼育されており、訪問者にぴょんぴょん飛び乗ってくる姿は本当に可愛い!

マングローブや生物の楽園「名蔵アンパル」にある【やいま村】とは?

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

石垣島市街地から車で20分ほど南西に行くと、「名蔵湾(なぐらわん)」という石垣島で最大の湾が広がっています。

この湾の中央にはマングローブが多く自生しており、そのエリアを「名蔵アンパル」と言います。希少な生き物を含むとってもたくさんの動植物が豊かに育ち、「ラムサール条約」にも登録されている保護区域です。

「ラムサール条約」とは国際条約で、 国境関係なく渡る「水鳥」や、その食物連鎖に関わる湿地などの生態系を守る ことを目的として1971年に制定されました。日本でよく知られている登録場所としては「釧路湿原」「葛飾海浜公園」「宍戸湖」などがあります。

【やいま村】は、そんな石垣島が誇る自然「名蔵アンパル」に面した丘の上にあリます。

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

ここは、いわゆる 石垣島のテーマパーク 。入場料は 大人(中学生以上)1,000円、子供(3才〜小学生)500円 です。

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

村の中には国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家が立ち並び、「やーあしびー」という石垣島ならではの家遊びができたり、サーターアンダギー作り体験、シーサー色付け体験などなど、様々な遊びができます。

今回、メインにご紹介するのは、その【やいま村】の中にある【リスザルの森】です。

子供から大人までみんなに大人気の【リスザルの森】

【リスザルの森】は、名蔵アンパルに続く森の中にあります。一度「やいま村」に入場すれば、無料で何度でも入ることができますよ♪

リスザルとは?

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=まき子、トリップノートより引用)

ここにいる リスザル は、【ボリビアリスザル】。その名の通り、中南米のボリビアに多く生息する、リスのような小さい猿です。大きさは大人になっても30cmほど、体重は1kgほど。頭と口の回りの毛が黒いのが特徴です。

自然に近い環境で飼育

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

他の動物園でも飼育されていたり、ペットとして飼っている人もいるそうですが、【やいま村】では石垣島の自然の森の中で放し飼い。年中暖かい八重山の気候は、熱帯産のリスザルにとって過ごしやすい環境なのですね。

抱っこはダメでも飛び乗ってくる!

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(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

手のひらに乗るほどの小さなリスザルは、とても人懐っこい!森に入ると、いきなり飛びついてきます。森でのルールに「捕まえるのはやめてね」とありますが、抱っこしようとしなくても、全身リスザル状態に。

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=まき子、トリップノートより引用)

なお、自然に近い環境で飼育されているため、リスザルの手足はもちろん泥がついていることがあります。そのお猿さんたちがぴょんぴょん乗って来るので、手や頭、服が汚れるのは覚悟で。消毒液や手が洗える水道はあります。

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=まき子、トリップノートより引用)

しばらく人間と遊ぶと、また森に入って遊び出します。リスザル同士でじゃれあったり、喧嘩したり、赤ちゃんを抱っこした親子もいたり、見ているととても可愛らしいです。

ルールを守りましょう

リスザルと触れ合える【やいま村・リスザルの森(石垣島)】1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

リスザルは小さくても賢い!バッグを開けたりポケット中のものを取ったりするので、バッグは入口前にある棚の上において入りましょう。その際、貴重品は離さず持ち歩いてください。ポケットの中を空にすることも忘れずに。

また、抱っこをしたり捕まえたりすることは禁止です。リスザルがびっくりして引っ掻いてしまうかもしれません。特に赤ちゃんを抱っこしている母リスザルは要注意。子供を守るために、少々荒っぽくなっています。

餌は専用のものがあるので、持ってきたお菓子などをあげてはいけません。本来なら餌やり体験もできるのですが、新型コロナウイルスの影響で、当分の間は餌やりは中止しているそうです。(2020年9月現在)