イギリスの女性ポップグループ ガールズ・アラウドの元メンバーである歌手のサラ・ハーディングが、乳がんによりこの世を去った。享年39歳であった。

ガールズ・アラウドは、2002年に放送された「ポップスターズ」の優勝者たちによって結成されたガールズ・グループだ。メンバーはシェリル・コール、ネイディーン・コイル、サラ・ハーディング、ニコラ・バーツ、キンバリー・ウォルシュの5人で、2000年代にヒットを飛ばしたが、その後活動休止し、2012年に再結成。しかし翌年3月に解散を発表した。

サラ・ハーディングは、その後ソロ歌手、テレビ、映画へ出演を果たし活躍。そして今年自叙伝「Hear Me Out」を出版。その中で2020年8月に、乳がんであると診断されたと告白。そして今年3月、サラは病状が末期で「次のクリスマスは迎えられないだろう」と明かしていた。