緻密な描写がすばらしい藤原英樹さんのコーヒーペインティング

コーヒーから名画誕生?! セピア色が織りなすコーヒーペインティングの魅力
(画像=Cafendより引用)

海外で盛んなコーヒーペインティングですが、じつは日本にもコーヒーペインティングの分野ですばらしい作品を手掛けているアーティストが存在します。

起き抜けのコーヒーからひらめいたアート

日本を代表するコーヒーペインティングのアーティストといえば、九州を拠点に活動している藤原英樹さんの名前を挙げることができるでしょう。小さいころから絵を描くのが大好きだったという藤原さんは独学でコーヒーを使って絵を描く技術を習得し、見る人を魅了する素敵な作品を次々に生み出しています。

毎朝、起床後すぐにコーヒーを飲むほどの「コーヒー派」だった藤原さん。新手法で絵を描きたいと考えながらふとスプーンについたコーヒーを紙に垂らしてみたところ、良い線が描けたのがコーヒーペインティングをはじめるきっかけだったといいます。

コーヒーペインティングの難しさは?

藤原さんのコーヒーペインティングでは、絵筆の代わりにスプーンを使用しています。扱いにくいスプーンを使っているだけに線を描くだけでも思い通りにいかず、絵を描くときには線の太さをコントロールするのが難しいところなのだとか。この問題を解決するため、藤原さんは同じ対象物を何度も描き、スプーンを使って自在に美しい線を描く練習を積み重ねました。

また、湿度や気温によって絵の乾き具合は変わりますが、乾き方によってコーヒーの色合いにも変化が生じます。同じ濃度のコーヒーを使用したとしても、屋外で描く場合と屋内で描く場合とでは当然絵の乾き具合は異なりますから、自分が思い描いた通りの色合いを出すためには経験を重ねる必要があります。

完成した作品にはアクリルスプレーを吹き付けて耐久性を持たせます。一般的に紙についたコーヒーのシミはキッチン用漂白剤で落とすことができますが、自然に色落ちするまでには長い時間がかかります。とはいえ、シミの場合とは大きく違い、できるだけ長持ちさせたいコーヒーペインティング。アクリルスプレーを使用しても保存状態によってはカビや退色の恐れがつきまとい、保管の難しさが難点だといえるでしょう。

新しい趣味にいかが? コーヒーで絵を描いてみよう

コーヒーから名画誕生?! セピア色が織りなすコーヒーペインティングの魅力
(画像=Cafendより引用)

コーヒーペインティングに必要な画材はごく少なく、コーヒーと絵筆やスプーン、そして画用紙だけ。揃えなければいけない画材が少ないため、誰もが気軽にチャレンジできるアート分野なのではないでしょうか。

新しい趣味を探しているというコーヒー好きな人に挑戦していただきたいコーヒーペインティング。絵心がない人でも、練習すればいつかは素敵な作品を作ることができるかもしれませんね。藤原英樹さんの作品を見たい人は、ぜひFacebookを訪れてみてはいかがでしょうか。


提供・Cafend

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