【17:00】「ボッケ遊歩道」を歩き湖畔で夕日鑑賞

観光船乗り場(まりもの里桟橋)を起点として、湖畔沿いを通り、エコミュージアムセンターまで繋がる道のりを「ボッケ遊歩道」と言います。先述した「森のこみち」とも繋がっています。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi ボッケ遊歩道/ボッケ(泥火山)の様子

ボッケ遊歩道の途中には、名前にも付いている「ボッケ」が出現します。ボッケとはアイヌ語で煮え立つことを意味し、泥火山のことを言います。実際に、熱せられた泥が火山ガスと一緒に噴出している様子を見学できます。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi ボッケ遊歩道/湖畔沿いのボッケ(泥火山)も

湖畔沿いでは、美しい夕景に出会うことができるでしょう。阿寒湖畔の澄んだ水と太陽に癒される瞬間です。湖へと近付けるデッキもありますので、ぜひ立ち寄ってみては。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi ボッケ遊歩道/デッキ

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi ボッケ遊歩道/夕日を鑑賞

【18:00】アイヌコタンでショッピング

阿寒湖の自然を満喫し終えたところで、ショッピングの時間に移ります。阿寒湖温泉エリアには町の至るところにお土産屋さんがありますが、特にアイヌコタンには民芸品店が密集します。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi アイヌコタン/現在も100名以上の方が暮らす集落

アイヌコタンとは、現在も100名以上の方が暮らす集落のことです。民芸品の制作販売を行われている方が多く、素敵な伝統工芸品が手に入ります。特に木彫りのアイテムは必見です。筆者は壁掛けとピアスを購入しました。

【18:30】ディナーは民芸喫茶ポロンノでアイヌ料理

ディナーにおすすめなのが、アイヌ料理が食べられる「民芸喫茶ポロンノ」です。先述したアイヌコタン内にあります。お店は細長い造りになっていて、アイヌの飾りやポスターが壁一面に。お洒落な空間です。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 民芸喫茶ポロンノ

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 民芸喫茶ポロンノ

伝統的なアイヌ料理のほか、現代風にアレンジしたメニューもあります。ポッチェピザ(750円)は、冬の間は雪の中で眠らせ、春になり自然発酵させたジャガイモを生地に使ったピザです。もっちもちの食感がたまりません。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 民芸喫茶ポロンノ/ポッチェピザ

ユクセット(1,000円)は、オハウ(昆布だしの鹿汁)、アマム(雑穀の炊き込みご飯)、メフン(鮭の血合いの塩辛)が付いた定食です。ユック丼(1,000円)は、鹿肉が贅沢にのった丼ぶりで、スタミナが付きそうです。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 民芸喫茶ポロンノ/ユクセット

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 民芸喫茶ポロンノ/ユック丼

【19:30以降】体験型ナイトウォーク「カムイルミナ」に参加

ディナーのあとは、阿寒湖の森をナイトウォークできる「カムイルミナ」へ参加します。カムイルミナとは、先述した「ボッケ遊歩道」のコースがプロジェクションマッピングや音声で彩られた中を、少人数グループになって歩く体験型ナイトウォークです。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 阿寒湖の森ナイトウォーク「カムイルミナ」

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 阿寒湖の森ナイトウォーク「カムイルミナ」/森の中でプロジェクションマッピング

カナダのマルチメディア・エンターテインメント・カンパニー「MOMENT FACTORY」がアイヌとともに共同制作したプロジェクトで、まるでテーマパークのアトラクションに参加したようなワクワク感と特別感を味わえます。

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi 阿寒湖の森ナイトウォーク「カムイルミナ」

本記事を執筆している2021年度は、11月14日までの開催となり、その後のスケジュールは未定です。カムイルミナの参加方法や詳細については、以下の記事を合わせてご覧ください。

この記事を書いたトラベルライターから一言

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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Sosyu Kikuchi

阿寒湖温泉エリアを散策していると、なにかとフクロウのモチーフが多いことに気が付きます。アイヌ語でシマフクロウのことを「コタンコロカムイ」と呼び、「村を守る神」を意味するそうです。アイヌの生活が動物たちとともにあったことが伺えるエピソードでした。それもあって、記念に購入したピアスはフクロウ柄のものを選んでみました。(Sosyu Kikuchi)


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