毎月赤字が続く。思うように貯金ができない。そんな毎日を変えないといけないと思いつつも、どうしたらいいかわからない人も多いかもしれません。そこで今回は、赤字生活に終止符を打ち、貯金体質に変わるためのヒントをご紹介します。
筆者は20代前半のとき、本当に極貧OLで、毎月赤字が続くような生活を送っていました。
「お金がない」「何も買えない」「奨学金の返済どうしよう」と、毎日のように思いながらストレスを感じ、お金をなんとか工面することに精一杯。お金がないと本当に心がヒリヒリして、いても立ってもいられないわけです。
ですが今は、毎月コンスタントに、余裕を持って貯金ができるようになっています(しかもこうして貯金にまつわる記事の執筆をさせていただいているから不思議です……)。
今回は、そんな極貧時代を過ごした体験から、毎月赤字になる人向けに貯金体質になるためのポイントをご紹介していきます。
その1.クレジットカードを捨てる
・ここ3カ月で一度でも赤字の月があった人
・ここ3カ月の貯金額が6万円を切る人
以上の条件に当てはまる人は、まずクレジットカードとの付き合い方を考えてください。
前月のクレジットカードの請求額はいくらでしたか?
もし、クレジットカードの請求金額が手取り収入の1割を超えるようであれば、クレジットカードを手の届かないところへ置いておくことをおすすめします。少なくとも、財布の中に入れて持ち歩くのはやめましょう。
ただし、家賃や光熱費、通信代などの固定費をクレジットカードで支払っている場合は別。クレジットカードの請求額から固定費を引いた金額を見てくださいね。
筆者も、お金がないからとクレジットカードを使って生活費の決済をしていたクチです。
いつもお給料が入った1週間後には、いろんな引き落としでお金がなくなり、クレジットカードに頼らざるを得ない状況になっていました。
そして、その引き落としの中で一番負担だったのがクレジットカードの引き落としだったのです。これではダメだと思い、クレジットカードは部屋のクローゼットの奥深くに保管し、カードを持ち歩かないようにしていました。
最初は苦しいのですが、どこかで必ず苦しい思いをしなければ変わることはできません。
クレジットカードを使わなくなって2カ月もすれば、手元の現金だけで生活が成立するようになってくるはずです。
その2.毎月の収支を確認して資金計画を立てる
あなたは毎月の収支を正確に把握できていますか?
おそらく、貯金できていない人・赤字になる人はこれができていないことが多いのです。
危機感なくお金を使ってしまい、給料日前で残りが少なくなってきて始めて危機感を募らせてしまう。
それが「お金がない」というプレッシャーになってしまうんですよね。
筆者も、お金がないときは家賃や通信費などの固定費しか把握できていませんでした。
引き落としの日すら知らなかったのです。
「引き落としできません」という通知が銀行からきてようやく「今日引き落としの日だったんだ」と気づくありさま。
これでは貯金なんて夢のまた夢だと思い、すべてのローンやクレジットカード、奨学金、家賃や光熱費など口座から引き落とされるものの引き落とし日を調べて、手帳に1年分金額と一緒に書き込みました。
これによって、引き落としできなかったというトラブルもなくなり
「引き落としがあるからお金使うのやめよう」と先を見据えた計画が立てられるようになったのです。
その3.電子マネーを上手に使う
一般的に、電子マネーやクレジットカードは「お金を使った感覚がなくて使いすぎてしまう」と言われています。
たしかに、クレジットカードは結局先送りしているだけなので、その場はなんとかしのげても後に続きません。
しかし、電子マネーはプリペイド式のものならお金の管理がしやすくなるのです。
とくに、コンビニや自動販売機、ドラッグストアなどでのちょっとした買い物が多い人にはもってこい。
週の初めに、今週使える「お小遣い」を電子マネーの中に入れておいて、買い物はすべてそこから。今はほとんど電子マネー対応のお店で、現金で支払わなくてはならないというところも少ないと思います。逆に、あえて電子マネーが使えないところを避けて買い物することで、お金の管理がしやすくなるというのもあります。
筆者もいまだに、電子マネーに毎週5000円入れて、そこからほとんどすべてのお金を支払っています。
現金で支払うのは、友達との飲み会くらいでしょうか。電子マネーだと残高見えて、今週中に使っていい金額がはっきりしますよね。先が見えるので出費のペース配分が考えやすくなるのです。
その4.周りの人に宣言する
貯金ができないときは、周りの人に宣言してしまいましょう。
仲のいい友達に話すと意外にも「私も一緒にお金貯めようかな」と共感してもらい、ふたりで頑張れることも。
周りの人に宣言するメリットは、周りが自分を見張ってくれること。
見張ってくれるというとびっくりするかもしれませんが、「〇〇買おうかな~」と言うと「お金貯めるんじゃないの~?」と笑いながら言ってくれるんですよね。
そう言われることで自分も「そうだった」と気を引き締めることができますし、周りに話すことでモチベーションを保つことができます。
また、あまり気の乗らない飲み会やランチのお誘いにも、「今月ちょっときついんです」と言えばすんなり納得してくれるというメリットも。自
分が本当に行きたい飲み会なら行ってもいいと思いますが、気が乗らないものはお金のこともありますし時間ももったいないので「行かない」と割り切ってしまいましょう。
■貯金体質になる4つのポイントまとめ
1.クレジットカードを捨てる
2.まずは毎月の収支を確認する
3.ちょっとした買い物が多い人は電子マネーを使う
4.貯金宣言を周りの人にする
お金がないというのは本当にストレスですし、そういう苦しみはできるだけ短いほうがいいですよね。
もちろん、今の散財体質から変わることは簡単ではないと思います。
しかし、ちゃんと我慢して自分をコントロールしていれば数カ月で効果が見えてくるはず。
まずはちょっとだけ、続けてみませんか。
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