14:00 「大塚国際美術館」で世界の陶板名画を鑑賞しよう!
鳴門の日帰り旅はいよいよ締めくくりへ。再びホテルからバスに乗って、大塚国際美術館(おおつかこくさいびじゅつかん)へ移動しましょう。約4キロメートルもの鑑賞ルートがある巨大な美術館で、地下3階から地上2階まで、陶板で再現された古代の名画や現代アートなど約1,000点もの西洋名画が展示されています。
エスカレーターを上がって少し歩くと見えてくるのが、「システィーナ礼拝堂天井画及び壁画」。イタリア・ルネサンス期に活躍した彫刻家、ミケランジェロが描いた作品を再現しています。最近では2019年に放送されたNHK紅白歌合戦で徳島出身のアーティスト・米津玄師(よねづげんし)さんが『Lemon』を歌ったフロアとしても知られています。
館内では、26か国、約190余りの美術館が所蔵する世界の名画を、陶板を使って原寸大に再現した作品を展示。地下3階では、古代エジプトやヨーロッパ、中世ヨーロッパで活躍した画家の作品を展示しており、復元された「エル・グレコの祭壇衝立」やイタリア・パドヴァにある「スクロヴェーニ礼拝堂の壁画」など、名画を鑑賞できます。
地下2階で鑑賞できるのは、ルネサンスとバロック時代の作品。レオナルド・ダ・ヴィンチの修復の前と後の『最後の晩餐』や『モナリザ』、さらにレンブラント・ファン・レインの『夜警』、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』といった作品を見ることができます。
地下1階は、バロックと近代ヨーロッパで活躍した画家の作品が並びます。ゴヤの家にある『黒い家』をはじめ、フィンセント・ファン・ゴッホの『ヒマワリ』、マネの『笛を吹く少年』、ムンクの『叫び』など、一度は耳にしたことのある作品が多いのが特徴です。
そして1階と2階は、現代のアート作品を陶板で再現。スペインを代表する画家であるピカソの『ゲルニカ』をはじめ、レンブラントの自画像など、国内外からも注目される作品を見ることができるので、ぜひチェックしてみて。
あわせてミュージアム内のカフェとショップにも立ち寄ろう!
陶板で作った絵画とあわせて美術館で注目したいのは、ミュージアム内にあるカフェとショップです。カフェでおすすめのお店が地下2階にある「カフェ・ド・ジヴェルニー」。スイーツやドリンクのほか、丼やカレーといった軽食を味わえます。
スイーツでおすすめの一品が季節限定のスイーツ「マリトッツオ」。イチゴやレモン、抹茶など、5種類の味から選べ、しっとりとした生地と濃厚なクリームの組み合わせが楽しめます。
また店内からは庭園のほか、屋外に展示されているモネの『大睡蓮』を見ることが可能。食事を嗜みながら、自然光で映える名作を鑑賞してみては。
あわせて立ち寄りたいのが、地下3階にあるミュージアムショップ。ゴッホの『ヒマワリ』、『最後の晩餐』や『ヴィーナスの誕生』など、美術館で展示する作品に関するグッズを販売しています。モネの『睡蓮』をイメージした「クリスタル睡蓮」(小・税込1,320円)や、アロママッサージソルト(税込3,300円)など、プレゼントにピッタリなアイテムが手に入ります。
さらにミュージアム限定のお菓子も取り扱っており、徳島や香川の和三盆糖を使用した「ヒマワリ和三盆」(9個入り・税込756円)もあります。そのほか、徳島県西部、木頭(きとう)地区で栽培した木頭ゆずを使ったサバのオイル漬け(税込497円)などもあり、徳島の食材を使ったお土産が手に入りますよ!
この記事を書いたトラベルライターからひと言
今回初めて徳島・鳴門を訪れました。天候が悪かったこともあり、エメラルドブルーのきれいなうず潮を見ることができなかったので残念でしたが、迫力には感動しました。この他にも、おしゃれなカフェやホテルも集まっているので、次回訪れた際は宿泊を含め、鳴門観光を楽しみたいと思いました。(サトホーク)
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