こだわりのクリームにフルーツソース、チョコレートにアイスクリームなどが、ぎゅっと詰まった魅惑のスイーツ・パフェ。今回は、独自の世界観が広がるパフェを提供する、東京都内でおすすめのお店を厳選して5店舗ご紹介します。
1. 等々力:PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI
シェフパティシエールの岩柳麻子氏が手がけるPÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGIは、緑豊かな世田谷区等々力に、2015年にオープンしました。「notre inspiration,c’est vous!! インスピレーションの始まりは、あなた。 」のコンセプトのもと、人との出会いからインスピレーションを受けつつ、食材の魅力を引き出すケーキ作りを行っています。
焼き菓子からジェラートに至るまで様々なスイーツを手がけており、テイクアウトとイートインの2つの店舗が併設されています。どちらもシックでシンプルな造りで、店内に入ると真っ先に色とりどりのケーキやスイーツに目がいきます。
お店で一番人気なのが季節のパフェ。クリスマスなどの特別な時期には、選りすぐりのフルーツで作ったジェラート、生フルーツを使用し、価格も5,000円〜8,000円とパフェでは破格の値段です。その分、研究に研究を重ねた食材同士の豊かなハーモニーを堪能することができ、パフェの域を超えた至極のパフェスイーツを楽しむことができます。
パフェを注文すると、ドリンクが付いてきます。 バリスタ・ソムリエが選りすぐったスペシャルティコーヒーをはじめ、紅茶、日本茶、ハーブティーなどの飲み物を選ぶことができますので、パフェのペアリングもお楽しみください。
2. 東京、新宿、渋谷、池袋、目黒ほか:果実園リーベル(目黒店)
四半世紀前の創業時から、リーズナブルで品質の良いフルーツをベストな状態で提供することにこだわり、都内各地に店舗を展開しているのが果実園リーベルです。熟したフルーツを仕入れ、ケーキやシャーベットも自家製、そしてフルーツは切り置きせずオーダーが入ってからカットするなど、随所にこだわりが見られ、それを貫き続けています。
中でも、果実園リーベルで一番人気なのはフルーツパフェです。さくらんぼ、りんご、スイカ、キウイ、マンゴー、パパイヤ、メロン、バナナなど新鮮で食べごろのフルーツを10種類以上盛り合わせ、季節の自家製フルーツシャーベットとアイスクリームとともに層が作られています(フルーツは時季によって変更あり)。
フレッシュフルーツの躍動感あふれる盛り付けが目を引きます。カットフルーツとシャーベットやアイスクリームとの相性も抜群です。他にもメロンパフェ(1,800円)、パパイヤパフェ(1,280円)、毎月内容の変わる今月のパフェ(1,800円)など10種類以上のパフェがあります。手頃な値段で、これほどたっぷりとフルーツが入っているのでとてもコスパが高く、ぜひまた食べに行きたくなる逸品です。
3. 銀座:Ladurée(ラデュレ) 銀座店
メゾン・ラデュレは、1862年にフランス・パリで創業しました。カフェとパティスリーを融合させたパリの"サロン・ド・テ"の歴史を創り上げたほか、マカロンを生み出し、以来世界中の人々を魅了し続けています。日本では、12店舗(2021年現在)を構えており、東京都内には7店舗展開されています。
中でも、銀座の一等地に構えるラデュレ銀座店(三越内)は、格式高い銀座大通りを歩いた後に入店すると、まるでパリのサロン・ド・テを思い起こさせるような世界観が広がります。
ケーキのテイクアウト・イートインやアフタヌーンティーが楽しめる一方で、豪華パルフェ(パフェ)は一度食べてみる価値があります。パフェは2種類あり、ル・パルフェ・イスパハン(2,200円)とル・パルフェ・フレーズ・ピスタッシュ(2,420円)です。どちらもフランボワーズや赤い果実が使われているほか、イスパハンはローズのアイスクリーム、ピスタッシュはピスタチオクリームとレモンソルベが絶妙です。
古き良きパリの喫茶の雰囲気を楽しみながら、高貴な時間を堪能してみてください。