おしゃれで洗練されたブランドやショップ、ギャラリーが点在する街、東京・表参道。都内屈指のショッピングストリートを擁し、高級ブランドショップが立ち並ぶイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?そんな中、アウトドアブランドも数多く出店しており、郊外にあるような大型店や商業施設内の一角に入る店舗とはまた違った切り口で、お店を展開しているところも多いのです。今回は、表参道にあるアウトドアショップを厳選して5店舗紹介します。
1. karrimor(カリマー)原宿店
イギリスの大手アウトドアブランドであるkarrimor(カリマー)の、世界初となる直営店で、「ユーザーの興味の視点を考察し実現する場」をコンセプトに店舗が展開されています。ブランド名が「carry more=もっと運べる」から由来しているカリマーは、もともとはサイクリング用バッグの取り扱いが主でしたが、今や登山家、冒険家など、アウトドアで活躍する人々に愛されているブランドです。
原宿店では、自然でのアクティビティから都市での使用など、幅広いシーンを想定したリュックやウェア、アウトドア雑貨等を取り扱っています。ゆったりしたシンプルな店内は、ビビッドな色のザックやウェアが映え、ゆっくりとショッピングを楽しむことができます。
たくさんある商品の中でも、厚手のナイロンに特殊加工とワックスで撥水コーティングを施した、カリマー独自の素材「ライノクロス」を使用したリュックは、使い込むことによって独特のシワ、風合い・味わいが出るのが特徴です。コテコテのアウトドアリュック以外にも、タウン向けリュックもあるので、タウン派アウトドア好きからも支持を得る商品となっています。
2. The North Face(ザ・ノース・フェイス)
The North Faceは、言わずと知れた有名なアウトドアブランドの一つで、アメリカ発祥のメーカー。山岳において、登山が難しいとされる北側のことを指す「ノース・フェイス」(North:北、face:直面する)という言葉が由来となっています。アウトドアシーンだけでなくスポーツや日常のタウンユースなど、今やあらゆるシーンにおいて不可欠な高品質ブランドとなっています。
表参道・原宿周辺には、ザ・ノース・フェイスの関連ブランドも含めるとなんと7店舗もお店を構えています。メンズ・レディース向け、キッズ向けや登山に特化した店舗など、それぞれの店舗に異なるコンセプトを掲げており、各店舗を巡るのも楽しむことができます。
中でもオススメな店舗は、メンズのファッション性を重視し、ファッションやアート、カルチャーなどにも特化しているTHE NORTH FACE STANDARDです。こちらは、アウトドアと都市のボーダーレスを目指すスタイルを提案するショップとなっています。
店舗コンセプトは、「Standard of Living Package」で、4階建ての店舗各階に展開される黒を基調としたノースフェイスの商品がおしゃれに陳列されています。陳列棚1か所にフォーカスをすると、街でもアウトドアでも使える様々なシーンに応じたギアー1人分がまとめられて展示・販売されている仕組みになっています。棚にある商品ごっそり欲しいという大人買いも可能ですね。
また、女性向けのアイテムにフォーカスした店舗が、そのお隣にあるTHE NORTH FACE 3 (march)です。好奇心を持ってポジティブにアウトドアを楽しむ全ての女性をサポートすることをコンセプトに掲げ、アウトドア要素を取り入れたお洒落なライフスタイルを提案しています。
街で使っても違和感のないデザインや色で、アウトドアショップに来たことをつい忘れさせてくれるような、いい意味で型破りな店舗となっています。アウトドアファッションやアイテムを、普段の生活に取り入れるインスピレーションを与えてくれるお店です。