建売住宅の我が家。少しでも自分好みのインテリアに近づけるように最初に取りかかったのが窓枠作りでした。試しに作ったものをはめてみたところ、あまりの変化にビックリ!今回はお部屋のインテリアを変える窓枠の作り方をご紹介します。
窓枠でお部屋が変わる
建売住宅の我が家。少しでも自分好みのインテリアに近づけるように最初に取りかかったのが窓枠作りでした。
試しに作ったものをはめてみたところ、あまりの変化にビックリ!以来、我が家では少しずつ窓枠を増やしてきました。
今回はそんなお部屋のインテリアを変える窓枠の作り方をご紹介します。
before after
では早速2枚の写真を見比べてみましょう。こちらが窓枠がないときの写真。
そしてこちらが窓枠をはめこんだときの写真。アルミのサッシが見えなくなるだけでなんだか海外のおうちのような雰囲気が出るから不思議!
では早速こちらの窓枠の材料からご紹介します。
材料(窓1つ分)
・2×4材(幅89mm 厚み38mm)
窓枠の幅×2本、窓枠の高さから2×4材の2枚分の厚み76mmを引いた長さ×2本にカットしました。
(長さ1820mmを2本使用)
こちらは外枠に使用します。
アルミサッシをしっかり隠すため厚みのある2×4材を使いましたが、窓のサイズやお好みで1×4材を使うのもオススメです。
1×4材(幅89mm 厚み19mm)
窓枠の幅からさらに2×4材の2枚分の厚み76mmを引いた長さにカット。
こちらは上部の棚板部分に使用します。
1×2材(幅38mm 厚み19mm)
1820mmの長さのものを3本使用しました。
こちらは内枠部分に使用します。
他、・ビス(2×4材組立時は58mm以上 1×2材組立時は39mm以上を使用) ・お好みの塗料、必要に応じて・L字金具をご用意ください。
道具
- のこぎり
- 電動ドリル
- メジャー
- 鉛筆
- 筆やウエスなど
あると便利なもの
丸ノコ コーナークランプ
作り方
1.窓のサイズをはかる
実はこれがいちばん大切な工程!
窓より大きすぎると当然はまりませんし、強引にはめるとはずせなくなってしまうからです(体験談です(笑))
逆に小さいと簡単にはずれてしまう危険性も。
小さい場合は隙間テープなどを貼って調整もできますが、サイズはできる限り正確に測るようにしましょう。
2.デザインを決める
デザインは窓の開け閉めのしやすさも考えて決めると安心です。
3.材料を購入&カットする
1でも述べたようになるべくジャストサイズで作ることが大切になるためDIY初心者さんはホームセンターのカットサービスを使うと安心です。
特に2×4材は厚みがあり、まっすぐ切るのが難しいため、私はいつもホームセンターでカットしてもらっています。
4.塗装する
木目がキレイに出る側をよく見える方に使いたかったので、今回は先にBRIWAXのジャコビアンを塗っておきました。
色移りしないようにワックスが乾いたら、しっかりウエスで乾拭きします。
もちろん組み立ててから塗装してもOKです♪
5.組み立てる
1 外枠を組み立てる
まずは外枠の2×4材を組み立てます。
ネジの頭が少しでも飛び出していると枠を傷つけてしまう可能性があるため、ダボ埋めに使う皿取錐という道具を使って深めに穴を開けてからビス止めしました。
なお2×4材は厚みがあるため、ビス止めがけっこう大変!ビスもかなり長いものが必要になってしまいます。
なのでもし、L字金具が見えても気にならないという方は、実際に枠の中で2×4材を組立ててみて、そのままL字金具で固定していく方法が簡単でオススメです。
同じ色の金具を使ったり、ペンキで塗ってしまえば、L字金具がそれほど目立たつことはないかと思います。
枠が出来たら必ず窓にはまるかどうか確認をしておきましょう!
2 内枠を作る
次に1×2材で内枠を作ります。 実際に作った外枠を採寸しながらジャストサイズになるよう1×2材をカットします。
ビス止めしてワックスを塗り内枠ができました。
3 上部に棚板をつける
これを外枠にはめこみます。
しっかりはまるようなら、基本的にはこちらもはめこんだだけの状態でOKです。
ただ力を入れるとズレる可能性がある場合や、よく開け閉めする窓であれば、何箇所か外枠にビス止めしておくと安心です。
最後に1×4材の棚板をはめこんで、内枠にしっかりくっつく位置でビス止めします。
先にこの棚板を固定しておくより、あとから内枠の位置に合わせて取り付ける方が内枠をよりしっかり固定することができます。
またこのとき内枠との接着面にボンドをつけるとより強度がアップします。
6 窓にはめて完成
あとはこれを窓にはめれば完成です!
もし少しでもグラグラするようなら耐震ジェルや隙間テープ、傷防止用のクッションフェルトなどをはさむことでしっかり固定できるようになります。
上の部分はものを置けるようにしたので、ここにグリーンを飾ってもよさそうです。
アルミサッシが隠れて木枠になったことで、あたたかみの感じられる空間になりました。
はめこんでいるだけなので、簡単に現状回復できて窓拭きなども問題なく行えるので安心。
ただ塗料の種類によっては枠への色移りの可能性があるので、できれば接着面をマスキングテープで保護しておくと安心です。