それでもテイラーを嫌った人たち
名実ともにハリウッドの“てっぺん”をとった歌姫テイラー。「テイラー軍団」に加わりたいセレブもどんどん増えていたはずよね。その反面、テイラーの仲間だと思われたくない“アンチ・テイラー”なセレブもふえていったのは事実。たとえば、マイリー・サイラスはテイラーのことを「思いあがっていて神経質」と発言。さらには、「テイラー軍団」という“友達グループのフリをしたビジネス集団”に入る気はない、とインタビューで語っているの。
のちにジャスティン・ビーバーの妻となったヘイリー・ビーバーも「テイラー軍団」にはずっと否定的な立場だったひとり。「テイラー軍団って全然理解できないわ。“軍団”の意味がわからないの。ただ友達がいる、ってだけでいいじゃない？べつにおおやけに軍団なんかつくらなくても」となかなかにマトをえた発言をしているのよ。
どんなに成功しても、人気モノになったとしても、すべての人に愛されるのはやっぱりムリな話。そしてほしいものをすべて手に入れても、幸せになれるとはかぎらないのが現実。テイラーは身をもってそれを学んだみたい。
2020年にネットフリックスで公開されたテイラーのドキュメンタリー「ミス・アメリカーナ」によると、絶頂期だったこのころのテイラー、じつは拒食症になっていたんですって。どこにいってもパパラッチに写真をとられ、それがネットにさらされる毎日。すこし下っ腹がぽっこりしているだけで「テイラー、妊娠か？」などとセンセーショナルに報じられる日々。そんな生活を続けていれば、自分の体型が気になってしまうのは仕方のないコトよね。
フォトジェニック（写真うつりのイイ）な体になるために、食べることをやめてしまったテイラー。あまりにもやせてしまい、まわりが心配すると「なに言ってるの？もちろん食べているわよ！太らないのはエクササイズをたくさんしているから」とウソをついていたんだとか。実際のところは十分な栄養がとれておらず、ライブなどで歌うと失神しそうになっていた、と語ったテイラー。
2014年～2015年ごろの彼女の写真をみてみると、本当に非常に美しく洗練されてはいるものばかり。でもあまりにも体が細くて、健康的には見えないスナップもじつはたくさんあるのよね…。
表向きには成功し、夢をかなえて幸せなはずだったテイラー。そのウラで過度のプレッシャーから健康を害してしまっていたってワケ。これこそ、まさにホントの「崖っぷち」なのではないかしら？でもこのころの彼女はまだ知らなかったの。この後、自分が坂道を転がり落ちるような大スキャンダルに飲み込まれてしまうことを…そしてまたあらたな「崖っぷち」が待っている、ということも…。彼女は襲いくる人生の大波を、今後どう切りぬけていくのかしら？次回にこうご期待！
提供・tvgroove
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