【4】グランド・バザール

【イスタンブール】メフメト2世に関連するスポット6選
(画像=Zon トリップノートより引用)

メフメト2世は、アヤソフィアを代表とするイスラム宗教施設の運営費を賄うために市内に多くのバザールを造りました。最も有名なものは1457年頃から造り始められたグランド・バザールです。

メフメト2世が造った際は、イチ・ベデステンとサンダル・ベデステニという小さな市場でしたが、のちのスレイマン大帝の時代にさらに拡大され、現在では中東最大規模の屋根付き市場として知られるようにまでなりました。

【5】ファーティフ・モスク

【イスタンブール】メフメト2世に関連するスポット6選
(画像=Zon トリップノートより引用)

コンスタンティノープルを陥落させた偉業から、メフメト2世はファーティフ(征服者)という異名で呼び親しまれました。彼は自らの権力を示すために、ローマ帝国の皇帝が眠る聖使徒大聖堂があった場所に自らの名をとったファーティフ・ジャーミィ(モスク)を建設させました。

モスクの周囲には、キュッリエという複合施設も設置しました。複合施設の中にはメドレセという神学校も設けられ、帝国内の各地から人々を集めよせ、イスラム教育を施すとともに、イスタンブールの人口の回復も促したのです。

【イスタンブール】メフメト2世に関連するスポット6選
(画像=Zon トリップノートより引用)

敷地内にはメフメト2世の霊廟もあり、現在も多くの人が訪れ、魂の平安祈っています。

【6】トプカプ宮殿

【イスタンブール】メフメト2世に関連するスポット6選
(画像=Zon トリップノートより引用)

メフメト2世は、現在のグランド・バザールの近くに宮殿を造りましたが、のちにトプカプ宮殿を建造し、オスマン帝国の文化や政治の中心としました。

スルタン(オスマン帝国の皇帝)が代わるたびに増改築されたこの宮殿は迷路のような構造になっており、新市街にドルマバフチェ宮殿が完成するまで、スルタンやその家族が住まいました。現在は博物館として一般公開されています。

おわりに

メフメト2世に注目してイスタンブールの街並みを眺めてみると、この街を代表するあらゆる歴史的建造物が彼に由来していることに気づかされます。そしてその多くは、世界遺産に登録されているイスタンブール旧市街(歴史地区)にあります。イスタンブールを散策するときは、メフメト2世に関連する歴史スポットに注目しながら、この街の奥深さを味わってみてはいかがでしょうか。

提供・トリップノート



【こちらの記事も読まれています】
【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選