両親のケンカで「私が黙っていたら」と罪悪感
「泣きながら事情を話すと、怒った母が寝ているF男さんの元に向かおうとしたんですよ。でも父が『ただちょっと隣で寝たぐらい何でもないじゃないか、大袈裟(おおげさ)なんだよ』と言い、そのまま2人は大喧嘩になってしまって」
そんな両親を見ながらY菜さんは「私がちょっとぐらい我慢して黙っていたら、こんな事にはならなかったのに」と罪悪感でいっぱいになったんだとか。
夫婦喧嘩「結局、父と母が、F男さんにやんわり注意して客間に寝てもらったのですが、翌日また朝食の時に『Y菜ちゃん、俺が隣に寝るのが嫌だなんてませてるね。すぐに大きくなって男の人と寝る楽しさが分かるようになるよ』と言われて…不快で不快で仕方がありませんでした」
トラウマ級の嫌な思い出がよみがえった
それからも、F男さんは定期的に遊びに来ましたがお母さんがY菜さんを守ってくれたそう。
「それから半年後にF男さんが引っ越しをした時は嬉しくてたまりませんでしたね」
叔父の、自分がやる事や言っている事が全て面白いと思い込んでいて、しかも相手が嫌がっている事はみじんも感じ取れず、さらに楽しくコミュニュケーションをとっているつもりになっている所が心底嫌いで、トラウマ級の嫌な思い出になったと語るY菜さん。
「河村市長の金メダルかじりのニュースを見て、このおぞましい記憶が蘇(よみがえ)ってきてゾッとしてしまいました。しばらく忘れていたのに…そういう女性、他にも結構いるのではないでしょうか?」
続いては、相手に完全に見下され、そのうえ周囲の誰一人として自分の味方になってくれない状況を思い出したという女性です。