レストラン・カフェで一休み

武蔵野茶房

デ・ラランデ邸内にあるカフェレストランです。園内散策の休憩にもおすすめです。

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

特製おいものパフェ。温かいお芋の上に冷たいアイスクリームがのったパフェです。

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

武蔵野茶房自慢のカレー。園内散策でお腹が空いたらぜひ食べたいメニューです。

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

オープンテラスがあります。天気のいい日は外に出てランチやティータイムを楽しめます。

たべもの処 蔵

少し疲れて休憩がとりたい時や、お腹がすいた時に便利なのが店蔵型休憩棟の「蔵」です。東ゾーンにある蔵の形をしたこの休憩所は、1階が無料の休憩所になっていて、2階では武蔵野の伝統の味が楽しめる手打ちうどんや日替わり弁当などが販売されています。中でも730円の力うどんが人気。古き良き和のテイストが感じられる店内で、ゆっくりと食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

園内には建物以外にもレトロな展示物がもりだくさん!

江戸東京たてもの園の園内には、建物以外にも見どころが盛りだくさん。江戸時代から明治、大正時代などに使われていた珍しいアイテムの数々が野外展示されています。どんな物が展示されているのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

午砲

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

江戸時代には「時の鐘」と呼ばれる鐘が正午の時報を知らせていました。しかし、明治時期に入ると「時の鐘」に替り「午砲」が登場。「午砲」は「時の鐘」と違い、空砲で正午をしらせていました。使用されていた年代は明治4年頃から昭和4年までです。現役時代には東京都千代田区の皇居内旧本丸跡に設置されていました。

石枡

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

江戸時代の上水施設です。石枡を使用することで、砂や泥が撤去でき、断水や水量調整をすることができました。隣接して江戸時代上水施設の石樋も設置されています。

瀬戸岡1号墳

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

瀬戸岡1号墳は、河原石で造られた地下式横穴の石室が特徴的な古墳です。また、墳丘が殆ど見られないのも特徴とされています。創建年代はおよそ7世紀後半の飛鳥時代。発見されたのは、東京都あきる野市瀬戸岡です。

奉供養庚申塔

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

元禄13年頃に造られた石塔「奉供養庚申塔」は、道教に起因する庚申信仰によって創建されたといわれています。この「奉供養庚申塔」は、庚申講を3年18回続けた記念に建立される例が多かったとか。

寛永寺灯籠

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

将軍徳川家の菩提寺「寛永寺」に建てられた灯籠「寛永寺灯籠」。この灯籠は八代将軍徳川吉宗の没後に献上された物とされています。寛延4年ごろの物とされていて、江戸東京たてもの園に移転する前は東京都台東区にありました。

皇居正門石橋飾電燈

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

明治20年ごろに造られたと言われている「皇居正門石橋飾電燈」は、東京都千代田区に存在した石橋の欄干の両側に設置されていたものです。飾電灯は当時のままの姿を保っていますが、飾電灯の台座にあたる男柱石は、展示にあたって復元されたものとなっています。

上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

大正時代に火の見櫓として活躍した「上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部」。形は、三脚四層式外廊型になっており、かつては約23.6mもの高さがありました。この望楼は大正14年頃から昭和45年まで現役で活躍していたものです。江戸東京たてもの園へ来る前は、東京都台東区東上野5丁目にありました。

都電7500形

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

「都電7500形」は、渋谷から新橋、浜町中ノ橋、現在の神田にあたる須田町までの区間で運行していた電車です。かつては東京の交通の要であった都電も、交通量の急激な増加とともに姿を消していき、現在の都電荒川線だけを残す形で昭和42年から順次廃止されていきました。古き良き昭和の風景を垣間見ることのできる姿から、江戸東京たてもの園を訪れる人々に親しまれています。

江戸東京たてもの園でレトロ体験。ジブリ映画のモデルになった建物も!
(画像=『あそびのノート』より引用)

中に入り、休憩所としても利用することができます。

所要時間は最短2時間、最高で4時間程度

ご紹介してきた通り、江戸東京たてもの園はかなりの敷地の広さです。そこに、これだけの数の建物が所狭しと展示されているのですから、全てを見学して回るのもそれなりに時間がかかります。通常の見学ペースだと、おおよそ全て見て回るのにかかる時間は3時間程度です。また、少し急ぎ目で見学してまわれば2時間程で全てを見学できます。建物をひとつひとつじっくりと見学しながら回るのであれば、4時間ほど見ておくといいでしょう。園内は休憩所などもありますので、休憩をとりつつ回るのも楽しみ方のひとつです。

ボランティアによるガイドツアーに参加してみよう!

また、効率よく園内を見学しつつ、たてものについて詳しく知りたい!という方には、ボランティアによるガイドツアーがおすすめです。ボランティアによるガイドは参加無料となっています。

「グループガイド」では、園内全体のたてものについて解説してもらえます。所要時間は1時間から1時間30分程度。参加希望の場合は事前申し込みが必要です。来園の15日前までに予約をすませましょう。

また、気軽にガイドツアーに参加したい方は「定時ガイド」に参加してみてはいかがでしょうか?こちらは、毎日13時30分から開催されていて、予約も不要です。園内のたてものをガイドの方が丁寧に解説してくれます。

園内の見どころやイベントについて詳しく知りたい方は、「センターガイド」への参加がおすすめ。開催場所はエントランス広場で、活動時間中は随時開催されています。

ガイドツアーを楽しむにあたって注意すべき点は2つです。まず一つ目は、予約をしても荒天などでやむを得ず中止となる場合があります。また2つ目は、桜の開花時期や繁忙期などは園内の混乱を避けるためにガイド活動が休止となる場合があるという点です。ガイドツアーを希望する方は、事前に開催状況を確認しておくことをオススメします。