失業給付が減らされない収入

雇用保険の失業給付を受け取ろうとする際、内職や臨時のアルバイトなどをして収入を得た場合、その金額も報告しなければなりません。なぜなら、金額や労働時間によっては失業給付が減額されたり支給停止されたりするからです。失業給付は、職がない人の生活を支えるための制度のため、「仕事をして収入があるのなら不要」というのが原則になります。

では、求職中に収入を手にしたら、どのような場合でもハローワークに報告し、失業給付を減らされなければならないのでしょうか?いいえ、そうとも限りません。報告しなければならないのは内職やアルバイトです。投資や宝くじなどの収入には報告義務はありません。例えば、失業中に株式投資で利益を出したり、在職時に買った分譲賃貸マンションの家賃収入を受け取ったりした場合には報告を求められていません。

つまり、失業給付は減らないのです。汗水たらして内職すると失業給付が減らされるのに、不労所得である家賃収入の場合は減らされないのは不公平感があるかもしれません。しかし、前向きに考えてみてください。失業した時点で不動産投資による安定した収益があれば、それに加えて失業給付の全額も受け取ることができます。収入の柱が2つあり、これほど心強いものはないでしょう。

家賃収入は失業への備えとなる

失業給付は、民間の企業や病院などで1年以上・週20時間以上働いていた人が受け取れます。支給額が最大になるのは、給付される日数の上限まで就職せず、かつ、内職やアルバイトなどの収入がないときです。不動産や株式などの投資による収入があっても、失業給付は減らされることなく全額を受け取れます。

提供・Medi Life

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