事実の確認を
子供にただす前に、先生から聞いたことを整理しましょう。いきない子供を叱ってはいけません。恐怖を感じ、子供が正直に話さなくなるかもしれません。親が落ち着いた気持ちで子供と向き合って、先生からの話が事実かどうか確認して下さい。おそらく食い違うこともあるでしょう。「からかう程度だった」「相手も悪い」と言うかもしれません。それも含めて、子供の意見をしっかり聞き、事実を整理し、子供の言い分を先生に報告する必要があります。先生、親、子供でしっかり話しあうことが大切です。
被害者に謝罪を
子供がいじめを認めたら、親子で被害者へ謝罪をしなくてはなりません。学校の先生を通して、三者で話し合う機会を作ってもらいましょう。被害者が簡単に謝罪を受け入れるでしょうか。被害者の親の気持ちになれば、子供が心に傷を負っているのです。謝罪をすぐに受け入れられないとことも多いはずです。担任の先生と相談しながら、謝罪を受け入れてくれるときを待たなくてはいけません。
謝罪のとき、我が子に完全に非があるならば、親が子供の前でしっかり謝ることが大切です。親の姿をみて「自分はしたことは悪いことだ」と子供は認識します。こう認識することで「もういじめはしない」と子供が気づくきっかけとなります。
なぜいじめたかを考えさせる
加害者となった子供を叱るだけ、被害者に謝罪しただけでは、いじめ問題は解決しません。子供はなぜ加害者になったのか。動機は何なのか。自分自身としっかり向き合い答えを出さなくてはいけません。反省を怠ると、また誰かをいじめてしまう可能性があります。
「なんとなく気に入らない」、「むかつく」。そんな自分勝手な気持ちからいじめが始まることがあります。その時の自分の気持ちがどうだったか。先生や親に怒られてイライラしていたから。友達とけんかをして寂しかったから。いじめを始めたきっかけをしっかりと把握し、相手の傷みを理解する。そして自分の行いを後悔する。しっかりと自分を見つめ直せたならば、もういじめを繰り返すことはないと言えるはずです。
親も変わらなくてはいけない
加害者となった子供が自ら反省し、変わろうとしている。親もこれまでの子供との接し方を顧みる必要があります。毎日仕事で忙しくて、子供からのサインを見逃していたかもしれません。また逆に過干渉すぎて子供がストレスをためていたかもしれません。
子供は親に何を求めているでしょうか。「いつも見守っているよ」、「あなたがいてくれて本当に幸せ」難しいことではない気がします。
これを機会に、正直に話しあえる、お互い信頼しあえる関係を作らなくてはいけません。
一朝一夕にはできないかもしれませんが、毎日挨拶を交わす。ご飯を一緒に食べる。何気ないことが子供には一番嬉しいものです。子供が求めているものは、日常にあるかもしれません。
イライラや不満を解消する何かをみつける
いじめを繰り返さないために、熱中できる何かをみつけてはいかがですか。特に体を動かすスポーツを通じて、仲間や大人と関わることで、周囲を思いやる心や協調性などが育まれます。子供のストレスの解消にもつながります。親子で楽しめるものもいいですね。きっと視野も広がり、心も体も大きく成長してくれると思います。
いじめを繰り返さないために
子供はまだ成長の途中です。間違えることもあります。しかし、いじめの加害者になったという間違いは、二度と繰り返してはいけません。この先、親にできることは、「毎日ちゃんと見ているよ」というサインを送ってあげることです。子供の心が安定するでしょう。親からの愛情をしっかり感じていれば、もういじめを繰り返すようなことはしない子供に成長するでしょう。
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