整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

|「明日の自分に期待しない」前提で、仕事や家事のやり方を変える

わたしはいつも、

「明日のわたしが、今日と同じように働けたり家事ができたりするとは限らない」

「明日のわたしが、今日と同じくらいやる気があるとは限らない」

という気持ちで仕事や家事、予定などを調整しています。

そのような考え方になったのは、育児休暇から復帰してからです。赤ちゃんは突然熱を出したり吐いたり体調をくずすもの。自分の努力や気合いだけではどうにもならない(子どもの)体調不良があることを痛感したのもこのころです。

「この作業は明日やろう」

「今日はちょっと無理して気合いで終わらせよう」

というのが通用しない世界に来てしまったのだ…と思ったわたしは、そこからその前提で仕事や家事などのやり方を変えました。

(1)その日にやらなくてはいけないことを少な目に設定しておく

今日中に終えたい仕事や家事などを、目標値の7~8割くらいにしておきます。そうすることで、続く(2)の「今日やれることは全部終わらせておく」が可能になります。