「おねえさん、これから飲みに行かない?」

コロナ下でも必死のナンパ男たちに苦笑。2m離れながら「飲み行こうよ」
(画像=『女子SPA!』より引用)

 こんなナンパの常套句に、なんだか懐かしささえ覚える昨今。新型コロナウイルス流行によって、飲食店でアルコール提供禁止という地域も多いなか、路上ナンパもやりようがないでしょうね。

 ……と思いきや、そんな状況を利用した“女性の口説き方”が局所的に流行っているそうです。

ストレートに家やホテルに誘ってくる人が増えた

 都内の金融会社に勤めている仲渡りおさん(仮名・24歳)は、ある日帰宅途中に新宿の駅前でナンパに遭遇しました。

「ナンパ自体は珍しくないのですが、その言い回しがちょっと特殊で……。 『これから飲みにいかない?』のあとに、 『ほら! ほら! コロナだからさ、その辺りは一応ちゃんと考えてるから』 『俺の家安全だから! それかコンビニで酒買ってホテルで飲む?』って。

 初対面で会って数分しか経ってない人を、普通家に誘いませんよね。  それなのに、『ちゃんとコロナのことも考えてる俺、偉いでしょ?(笑)』って。いやいや、どこの誰かも分からない人を家に呼んでしまう時点で相当危ないじゃないですか。リスクのことをまったく考えていない“痛いヤツ”って、自分で言っているも同然なのに……」

『女子SPA!』より引用
(画像=『女子SPA!』より引用)

彼女は、男性からの誘いを「ありえない」とバッサリ切り捨てました。ただ、「コロナを理由にすぐに自宅やホテルに連れ込もうとするナンパが、ここ一年で増えた気がする」と表情を曇らせます。

「コロナだからさ!」を言い訳に欲望むき出し

「この男性に限らず、最近のナンパってすぐ『コロナで~』『コロナだから~』って言って、なにかとすぐホテルや個室に連れ込もうとするんです。同じ動画のループ再生みたいに、みんな“コロナ”を連呼してる。どれだけナンパの引き出しないんだよって。それなのに必死って、ちょっと見ていて辛いです」

 たしかに、コロナコロナと連呼しまくり、あわよくば即ホテルへ連れ込もうとする姿は、見ていてちょっと痛々しいような……。なんかこう、もっといろいろ努力すべきところがあるでしょ! と、ツッコミたくなってしまいそう。