人脈は仕事やプライベートに活きてこそ意味があるのです。今回は、自分の未来を広げるための活きる人脈のつくり方をご紹介します。

中途半端な人は、必要ない

人脈。6年前フリーランスとして活動し始めた頃、この言葉が嫌いでした。どうすれば理想の人と出会えるか分からなかった私は、人脈の意味を間違えたまま人と群れようとしていました。

あれから6年経った今、自分の周りの環境は見違えるように変化したのです。人生のステージを上げてくれる人たちとの出会いもたくさんありました。

人脈は活きるものでなければ意味がありません。ただはしゃぐ、ただ騒ぐ。そんな大人のようで子どもの人たちと群れる時間は残されていません。

今回は、自分の未来を広げるための活きる人脈のつくり方をご紹介します。

自分の方向性とマインドを固める

人脈を広げる前に、自分の方向性を固めます。
仕事に生きたいのか、それともプライベートは重視していたいのか。自分の生き方の大枠を決めます。さらにマインドも固めて「私はこうなるから、必要な人と出会わせてほしい」と神様にお願いをします。

自分の方向性が定まらないまま、人脈を広げていても中途半端な人が増えるだけで正直疲れます。なにをするのもうまくいかず、八方塞がりの状態。きっと出会う人たちの質が向上しきれないのは、自分にもまだ迷いがあるから。

活きる人脈ができるときは、自分にも覚悟が芽生えている状態なのです。人よりもしんどい道を選ぶと覚悟が決まれば、応援してくれる人は必ずあらわれます。信じられない、奇跡のような出会いもあります。人と群れる前に、自分の方向性を確認しましょう。

どんな人たちに側にいてほしいのかをイメージする

どんな人脈がほしいですか?どんな人たちに側にいてほしいですか?私は活きる人脈がほしいと思ったとき、心の中で条件がいくつか浮かんでいました。

最大の条件は「品性」のある人たちに側にいてほしいと思いました。品のある人。言葉や所作が丁寧で、黙っていてもオーラがにじみでてくる人たちに側にいてほしいし、自分もそうなりたいと思ったのです。

品性だけはお金があっても買えないものです。生まれもったものもあれば、本人が努力して身についた場合もあるでしょう。そもそも「人脈」という言葉があまり好きではありませんが、自分の人生を上へと上げてくれる人たちと出会うためには、人脈も必要です。