MBA取得で転職!MBAが生かせる職種
外資系投資銀行などの投資銀行業務
企業買収や資金調達のお手伝いをする投資銀行業務。提案を行う相手は社長だったり、大企業の重役だったりすることも多くあるでしょう。そんな、ある意味海千山千なクライアントを納得させ、信頼を勝ち得るためには、的確な経営判断をし、それを論理立てて説明できる知識とスキルが必要です。
そのため、投資銀行では高学歴かつ専門性のある人材を欲しがる傾向があります。狭き門と言われる投資銀行ですが、それは仕事をするうえで必要とされる能力のレベルが高いからなのです。
逆に言えば、しっかりとしたキャリアを築いたうえでMBAを取得すれば、経験豊富かつ専門的な知識も身に付けた人材として、高く評価されることでしょう。
大企業および中小企業の経営者
企業が置かれている状況を判断し、明確な目標を立てて導くことができるリーダーはどこへ行っても重宝されます。
会計学の知識を利用して財務分析を行い、経営学の知識を生かして会社の方向性を決め、資金調達を上手に行いながら企業を拡大化していくという一連の流れはまさに経営そのもの。MBAの取得とは、これらに生かせる知識を得ることです。自ら経営者となる人にとって、実用的な力となることでしょう。
経営コンサルタント
経営コンサルタントは、経営者を導く存在であり、経営者よりも専門的かつ幅広い知識が必要です。
各コンサルティングファームにはそれぞれが強みとする経営戦略やノウハウがあるものですが、MBAを取得することによって、なぜそれらが有効なのか、またクライアントである企業になぜ必要なのかを伝えられるようになります。
それに加え、MBAを修了しているということにより、コンサルタントとしての信頼を得やすくなるでしょう。
MBA取得者を欲している企業も!MBAホルダーへの優遇がある企業
楽天株式会社やPwCジャパングループではMBAホルダー(MBAの学位を取得した人)の採用を積極的に行っています。こういった企業がMBAホルダーに期待することは、これまでの仕事を通じて培ってきた経験と、MBA取得によって身に付けた知識による相乗効果です。
実際に、MBAの授業では、経営判断に関する実例のトラブルなどを題材としたケーススタディも多くあります。そこで学んだことを生かして具体的に企業に変革をもたらし、より良い方向に導く能力のあるMBAホルダーは企業に重宝されるでしょう。
文・山根 ゆずか(フリーライター・ヨガインストラクター)/DAILY ANDS
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