ようやく暑さもおさまる9月。彼岸花やコスモスなどの秋の花が咲き、早いところでは紅葉も見頃を迎えます。9月の連休にもおすすめの国内旅行先をご紹介します。
1.【兵庫】竹田城跡
マチュピチュに似た幻想的な絶景を望める場所の一つ、竹田城跡。「日本100名城」の一つに選ばれ、映画や大河ドラマのロケ地などとしても知られています。
秋には雲海が発生し、その幻想的な光景を一目見ようと全国から多くの観光客が押し寄せます。雲海が見られる時期は9月~12月、時間帯としては明け方頃から午前7時半頃まで。
2.【茨城】ひたち海浜公園
ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」。春はネモフィラが咲く丘に、7月中旬頃からは緑のコキアが出現。コキアは9月下旬頃からだんだんと紅葉しはじめます。
紅葉の最盛期は10月中旬ごろですが、端境期、緑のコキアが赤へと徐々に変わる様子も見もの。丘のふもとには可憐なコスモスも咲き誇り、コキアとコスモスの花の競演も楽しめますよ。
3.【静岡】天空のダリア祭り
富士山の裾野にある「遊園地ぐりんぱ」で、例年8月初旬〜10月中旬に開催される「天空のダリア祭り」。富士山を背景に秋の花畑鑑賞が楽しめる、人気のイベントです。
2万株を超える「ダリア」と4,000株の「サンパチェンス」、18万本の「コスモス」と、3種の花の競演が楽しめます。もっとも見応えがあるのは9月頃。3種の花すべてが一斉に咲き揃い、一帯がカラフルに彩られます。
4.【長野】小布施町
栗の町として知られる小布施町。9月初旬頃から、その年収穫された新栗を使ったメニューが、各店舗の店頭に並び始めます。
栗を使ったメニューを扱うお店は、小布施駅から徒歩10分足らずの中心エリアに集中しています。和菓子にケーキ、アイスに栗おこわと、たくさんの選択肢があるので、いろんなお店を覗きつつ、目一杯食べ歩きを楽しんでください。小布施の栗そのものをお土産にしたいという方には、栗拾い体験もおすすめ。小布施町内にある小林農園で栗拾いの体験ができます(要予約)。
5.【埼玉】巾着田曼珠沙華まつり
ちょうど秋の彼岸のころに咲くことから、”彼岸花”とも呼ばれる曼珠沙華。埼玉県にある巾着田曼珠沙華公園では、9月中旬から下旬にかけて、約500万本もの曼珠沙華が一斉に花開き、開花にあわせて「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されます。
開花時期には葉がなく、すっと伸びた茎の上に花だけがついている状態なので、より花の紅色が際立つのが特長。最盛期には、鮮やかな紅色の花で一帯が埋めつくされます。日本一の群生規模をほこる、ここ巾着田曼珠沙華公園でしか見られない光景です。