「泉質の良さは日本一」と言われる草津温泉にホテル【ラビスタ草津ヒルズ】が2021年6月にオープン。全室に露天風呂を備えるだけでなく、草津の天然温泉が引かれ、さらに最上階にある眺望浴場からのパノラマは草津一と評判を呼んでいます。また、グリム童話をモチーフにした客室や無料の各種サービス、そして浅草の老舗ロシア料理店の味を織り交ぜたフルコースディナーなど、充実のサービス内容も要注目です。
|ドイツの山岳ホテルをイメージ
ラビスタ草津ヒルズは、草津温泉の医学的効能を世界に広めた明治期のドイツ人医師ベルツ博士とスクリバ博士へのオマージュとして、ドイツのテイストを盛り込んだホテルです。
▲町の高台に立つホテルは、客室や大浴場から温泉街や周囲の山々を一望にできます
外観は、ドイツの山岳ホテルなどに見られる、ハーフティンバー様式と呼ばれる柱や梁を露出させた白壁の建物をイメージ。夜はホテル全体がライトアップされ、草津の夜景に華を添えます。
▲庭園を望むロビーは上質な雰囲気
▲水が流れ落ちる吹き抜けは、ドイツ最大の「トリベルクの滝」をイメージ
|草津の名湯と眺望を同時に堪能できる眺望浴場
最上階の6階にある眺望浴場からは草津の街と180度広がる山々を一望。景色を楽しむ大浴場としては、草津一を誇ります。
内湯と露天風呂には、草津6大源泉のうち街のランドマークともなっている「湯畑」に湧く湯畑源泉を引いています。そのうえ掛け流されるお湯の量もたっぷり。手触りの優しいヒノキの湯船から、贅沢に草津の絶景を楽しめます。
▲眺望浴場「月華の湯」 写真提供:ラビスタ草津ヒルズ
そして、草津の大パノラマを見渡せる露天風呂。写真中央右寄りに見える白い建物の前が湯畑のある場所です。涼しい日なら立ち昇る湯けむりを見られます。
▲眺望浴場の露天風呂 写真提供:ラビスタ草津ヒルズ
2つある樽湯はpH1.66という草津一の強酸性泉「万代鉱源泉」が引かれ、ピーリング効果が期待できます。さらに温泉ではありませんが、打たせ湯(下写真左)も用意。多彩なお風呂がそろいます。
▲打たせ湯や源泉が異なる樽湯も用意
▲女湯の脱衣場にあるシャンプーバー。男湯には男性用が置かれます。
▲男女ともにドライサウナを完備。女湯には窓がついています
サウナ内は90度ほどに設定。今人気のサウナと、日本一と言われる草津のお湯の組み合わせはまさに神。
▲ヒノキの湯船でできた水風呂は18℃ほど
▲自由に利用できる貸切風呂が4つあり、ヒノキ風呂や岩風呂など、湯船の形がすべて異なります
館内着は作務衣ですが、フロントには男女ともに無料の色浴衣を用意。温泉街には浴衣姿でサービスを受けられるお店もあるので、ぜひ散策も楽しみましょう。
▲貸切風呂「山の湯」 写真提供:ラビスタ草津ヒルズ
そして、ホテル6階にある「バラカ デッドシー スパ」では、ヨルダン産のデッドシー(死海)の泥や水を使うエステコースや、オイルトリートメントが人気です。
▲草津温泉の効能と「バラカ デッドシー スパ」で身体をリセット 写真提供:ラビスタ草津ヒルズ
とりわけ肌への効能が高い草津温泉では、スパトリートメントのダブル効果をぜひとも試しておきたいですね。
|グリム童話をイメージした客室デザイン
客室のデザインは、ドイツのグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」、「赤ずきん」、「白雪姫」をイメージした3タイプ。女性に人気の可愛らしい客室です。
▲廊下の絵も、グリム童話の世界観を楽しめます
「ヘンゼルとグレーテル」はダブルベッドとツインベッドの2タイプを用意。
▲「ヘンゼルとグレーテル」は、緑を基調にした森のイメージの客室です
他の客室よりもミニマムですが、間仕切りがない分解放感のある間取りです。
「赤ずきん」はリビングとベッドルームにツインのベッドをそれぞれ置いたフォースルームと、ツインベッドの2タイプ。
▲「赤ずきん」は赤いベッドルームが印象的。部屋はデラックスツイン
▲ベッドルームは落ち着いた赤。ベッドマットは全館シモンズです
「白雪姫」をイメージした客室は、王女様の部屋らしくソファなどに上質な雰囲気を出しつつ、花柄のカーペットもフェミニンです。
▲正ベッドが4台置かれるフォースルームの「白雪姫」
▲フォースルームの洗面はダブルベイシンを採用
なお、フォースルームにはヘアドライヤーが2台用意されているので、4人泊でも不自由はありません。
▲客室や露天風呂から行き来できるベランダには、ゆっくり眺望を楽しめるよう椅子が置かれます
▲全客室に備わる天然温泉露天風呂はヒノキの湯船
客室の露天風呂には草津では珍しい「湯川源泉」が引かれています。pHは2.4の強酸性ですが、町内の温泉としては優しい湯ざわり。木の格子をスライドさせる「無双窓」が組まれ、プライバシーを守りつつ、湯船から眺望を楽しめます。
|客室の備品にもこだわりがいっぱい
居心地よく過ごすための工夫も忘れません。マグカップやコーヒーのドリッパーなどは、部屋の雰囲気にマッチしたカラーとなっています。
▲館内着とパジャマ
館内着は作務衣で、フロントやレストランなどでも着用可。白い木綿のパジャマは客室内限定です。
部屋にはコーヒー豆が用意され、カリタのハンドミルで挽きたての味を愉しめます。
▲ORIGAMIのドリッパーで挽きたてのコーヒーを
美濃焼のメーカー「ORIGAMI」のドリッパーは、バリスタの世界大会で優勝した中国チームが使用。コーヒーの美味しさを最大限引き出すと言われる逸品です。
▲マグカップもORIGAMIのピノアロマカップを選ぶこだわり
ワイングラスの丸みをヒントにしたピノアロマカップは、香りを愉しむための形状。こだわりが伝わる品々が用意されています。
▲客室には「グランデフューメ草津」のラスクを用意
温泉街にあるグランデフューメ草津はジェラートやラスクが人気。1袋まるまる置かれていたのには驚きました。
|チェックインからチェックアウトまで無料サービスの連続
ラビスタ草津ヒルズを運営する共立メンテナンスは、ビジネスホテルのドーミーインや温泉宿を全国に展開。名物の夜鳴きそばをはじめ、無料サービスが豊富なホテルグループとして知られます。もちろんラビスタ草津ヒルズも盛りだくさんです!
▲6階のバー「Meteor」では無料サービスを多数用意
▲「Meteor」の無料ビールは飲み放題
15時から23時まで生ビールを何杯でもおかわりできるほか、18時から20時までは軽食をいただけます。このときはボイルされたドイツソーセージでした。
20時から23時まで提供されるおやすみメニューは、安眠効果のあるハーブティーやちょっとしたおつまみが置かれるほか、濃厚なホットチョコレートや口当たりの爽やかなフルーツソーダなどが用意されます。
▲20時から23時まで「Meteor」に用意されるおやすみメニュー
さらに、バー「Meteor」の隣りにあるいこい処「ゆの香」では、22時から23時まで無料の「夜鳴きそば」がふるまわれます。
▲草津の眺望も楽しめるいこい処「ゆの香」
▲共立メンテナンス名物の「夜鳴きそば」
「夜鳴きそば」は定番の醤油味に加え、ラビスタブランドのホテル特製「トマト味ラーメン」も。粉チーズなどのトッピングも用意され、サッパリとしたトマトの酸味を楽しめます。
▲「ゆの香」では翌朝7時から10時まで、瓶牛乳や飲むヨーグルトなども用意
3階エレベーターホールにある自販機の料金表示が消えているのは「無料だから!」
▲料金表示のない自販機!
23時までソフトドリンクをゲットできる魔法の自販機です。
北陸新幹線が乗り入れるJR軽井沢駅からは、ホテルの送迎バスが発着。
▲ホテルの送迎バスを使えば、帰りは軽井沢のアウトレットでショッピング
200軒を超えるブランドショップが入るアウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」はバス停から徒歩1分のロケーションなので、「草津温泉の〆はショッピング!」という理想のプランを立てられます。
全室露天風呂付きで、スパでビューティ&リラックスもできる【ラビスタ草津ヒルズ】はおこもりステイにもってこい。日本一と言われる草津の名湯と充実の無料サービスで、至れり尽くせりの癒しのひとときを満喫してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ラビスタ草津ヒルズ https://www.hotespa.net/hotels/la_kusatsu/>
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