歯表面改質効果試験
分析試料は、20代女性抜歯前歯。試験方法は、バイオアパタイト約0.5gを少量の水で溶いたもので、1日1回磨き(歯磨き)、水道水で水洗い(うがい)後、擬似体液に漬け、36℃に保温し時々振り動かす(口内環境)という処理を1ヵ月間継続。結果は、バイオアパタイトの表面処理により汚れが落ち、歯の白さがはっきりしている。また、歯の左部のシミはかなり薄くなっている。(光学顕微鏡での歯の前面全体撮影)
毎日の歯磨きや食事で、歯の表面の柔らかい部分が徐々に削られ、ダメージを受けた処理前の歯は、エナメル小柱と呼ばれる部分がむき出しになり、うろこ状になっている。この隙間に冷たいものが入ると神経を刺激して、知覚過敏を起こしたり、色素が入り込んで沈着したりする。1ヶ月後の歯はバイオアパタイトが隙間を埋めて凹凸が滑らかになっている。
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