不合格=失敗ではない
「第一志望が不合格でも、中学受験に失敗したことにはならないからね」
こう声をかけてあげて下さい。不合格と知った直後の子供は、中学受験したことが失敗だと考えているかもしれません。第一志望が不合格だったとしても、中学受験が失敗だったと思ってはいけないと教えてあげて下さい。
きちんと毎日時間を決めて勉強してきた。遊びたい気持ちを我慢して机に向かった。難しい問題でも諦めずに考えた。子供が一生懸命、自分の心を律し、頑張ってきた過程が中学受験の素晴らしい成果なのです。たとえ不合格だったとしても、それは縁がなかっただけ。仕方がないことです。一生懸命勉強してきたことは、財産なのだと子供に伝えてあげて下さい。
決して失敗なんかではありません。
今までの頑張りを褒めよう
「第一志望は不合格だったけれども、お母さんからは合格をあげるね」
こう言われた子供は親の愛情をしっかりと受け止め、立ち直りも早いでしょう。
中学受験は親子の受験と言われます。宿題はちゃんと済ませたか。1日をスケジュール通り過ごせているか。提出物をためていないか。成績も親のサポート如何で変わってくるほどです。そんな生活を2年、3年と一緒に続けている親が子供の頑張りを一番よく知っています。
ぜひ優しい言葉をかけてあげて下さい。この失敗を機に、ぐんと成長するはずです。
そして、中学校に入っても、順調に勉強を続けていけるはずです。
縁のあった学校に行こう
「あなたにぴったりの学校はこっちだよ、と神様が選んでくれたんだよ」
学校紹介のパンフレットやホームページには、いいことだけしか書いていません。学校説明会もそうです。一生懸命勉強して第一志望の学校に入学したけれども、入学後思っていた学校と違う、と退学する子供もいます。いじめはないと学校説明会で聞いたけれども、実際にはあったと言う子供もいます。
合格通知を貰い、「ぜひ来て下さい」と言われた学校が本当に縁のある学校です。受験校全てに失敗し、公立中学校に行くことになったとしても、そこが本当に縁のある学校です。「進学する学校は神様が選んでくれたところ」、「こういう運命だったんだね」と聞けば、子供も早く立ち直るでしょう。
あえて何も言わない
親はつい涙を抑えがちです。しかし、一緒に思いっきり泣くのもいいかもしれません。慰めの言葉は何もいりません。お互い泣き疲れたところで
「何かおいしいものでも食べにいこうか?」
思いっきり泣いて、子供はお腹が空いたかもしれません。美味しいものを食べ終えたあとには、もう気分も晴れているはずです。悲しみを共有したことで、親の愛情をしっかり受け取ったでしょう。もうすっかり失敗を乗り越え、前向きな気持ちになっているはずです。
失敗を乗り越えて
中学受験に失敗したとしても、親の励ましや支えがあれば、子供は立派に立ち直ります。どんな友達ができるだろう。部活は何をしようか。制服を早く着てみたい。子供はもうすでに、これから始まる中学校生活を楽しみにしているはずです。まもなく、中学校生活を楽しそうに送る子供の姿を見ることになるでしょう。中学受験は決して失敗ではなかった。子供がそう証明してくれるはずです。
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