8月3日(火)、伊豆シャボテン動物公園にて、フェネックの四つ子の赤ちゃんが誕生!現在、人工哺育ですくすく成長中だ。
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大きな耳が特徴のイヌ科の動物
フェネックは、北アフリカからアラビア半島の砂漠地帯に分布する、イヌ科の動物。大きな耳が特徴で、これは体熱の放射や獲物を探し当てるのに役立っていると考えられている。
また、10頭ほどの家族で群れを作り、穴を掘って生活しているという。
オス2頭・メス2頭のフェネックの赤ちゃん
伊豆シャボテン動物公園では、8月3日(火)、2歳の父親・アブシンベルと、3歳の母親・ベガとの間に、オス2頭・メス2頭のフェネックの赤ちゃんが誕生。
赤ちゃんの体調に不安が見られ、猛暑の環境下での自然哺育が困難であると判断し、飼育員が当日保護したという。以降、飼育担当者が親代わりとなり、保育器に入れて人工哺育を開始し、1日6回約3時間おきに授乳を行っている。
今後は、赤ちゃんたちの成長度合いと日々の体調、気温や天候も考慮しながら、両親と群れの仲間たちとの“顔合わせ”の訓練を始める予定だ。
訓練して徐々にファミリーの元に
訓練は、「フェネック展示場」にて毎日15分ほど飼育員が抱っこして親や仲間のフェネックに近づけたり、人のいない状態でケージ越しに対面したりと、成長により様々な方法で実施。
期間は約2ヶ月間を予定しており、徐々にファミリーの元に戻れるようにしていきたいと考えているそう。
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