プチ起業で稼げる収入は?

(写真=PIXTA)

起業した場合、実際にはどれくらいの収入が見込めるものなのかが気になるところ。ここからは、上記で紹介した業種を例に、収入について紹介します。

不動産オーナー

大手不動産会社が2018年に実施した意識調査では、年間の不動産収入として3000万円以上と回答したひとが最も多く13.4%、次いで700万円から1000万円までが11.7%、100万円から200万円までの小規模オーナーは10.6%でした。小規模オーナーでも意外と収入があることがわかります。

成功すれば、本業の他に得られる収入としては満足できそうですが、不動産を所有することは投資的な意味合いもあるため、まずはきちんと事業のリスクを理解しておくことが重要です。

ライター

ライター業の場合、本業か副業かにもよりますが、税理士、FP、行政書士、コンサルタントなど専門職の資格やキャリアがあると、高単価で仕事を受ける機会に恵まれることがあります。

業種に限らず、本業ライターなら平均的な年収は300万円台ともいわれます。副業の場合は、年収100万円にも満たないというケースもあるでしょう。執筆した分だけ収入になるため、良くも悪くも収入の上限は自分次第。無理のない範囲でどれくらいの収入が見込めるか、バランスを考える必要があるでしょう。

プチ起業のリスクと注意点

女性の起業支援が拡大しているとはいえ、起業には少なからずリスクが伴います。特に女性は、結婚、出産、子育てなどのライフイベントが仕事に影響しやすいため、事業とのバランスをいかにうまく保つかという点は事前に考えておかなくてはなりません。

起業するからには、事業を長く続けられることが理想的ですが、その途中で訪れる人生イベントで、いかに協力者を確保できるかがポイントになりそうです。「起業を検討しているけれど不安がある」という人は、同じ悩みを持つ女性起業家に相談できる支援ネットワークをまず利用してみるのもよいでしょう。

文・岩野 愛弓(住宅・不動産ライター、宅地建物取引士)/DAILY ANDS

【こちらの記事もおすすめ】
年収400万円以上稼ぐ女がしている3つのこと
性格別!年収アップ方法とは?
自分ブランドを作るために大切なこと
クセのある上司への「的確な」対処法とは
給付金がもらえる人気の資格6選