整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

|忘れる=頭の片づけ?!

わたしは昔から「一晩寝たら忘れる」「何でもすぐに忘れてしまう」タイプです。実際、友だちや同僚、娘などから何年も前のことを言われても、さっぱり覚えていない…ということがほとんど。むしろ、「どうしてそんな昔のことまで覚えていられるの、こわい!」と相手に言っては、「こんな大事なことを覚えてない方がこわいよ!」とドン引きされることが多いのです。

人は「絶対忘れまい!」と思っていたことは案外忘れてしまい、反対に「忘れたい!」と思ったことは忘れられない、と聞いたことがあります。そのため、わたしは以前から、何かネガティブな情報が入りそうになったら「絶対忘れないようにしよう」と思う習慣があるのですが、その効果が出たというわけでは…おそらくなさそうです。ただ、やたらと忘れてしまうようになってから、実はとても心が楽です。

特に去年のコロナ禍以降からその傾向が強く、「よく忘れる」ようになってから心(頭)の疲労感がかなり軽減されていることに最近気がつきました。

・先の予定

・仕事や家事でやらなければいけないこと

・誰かへの連絡、誰かからの連絡

・SNSで目にする情報

・ものすごいスピードで変化していく流行

・世の中のニュース

・過去の出来事

・日々対面で会っていた同僚をはじめとした人々から受ける刺激