日本一大きな湖「琵琶湖」が、県の総面積の約1/6を占める滋賀県。琵琶湖に浮かぶ鳥居やお堂、琵琶湖を一望するテラスなど、琵琶湖にまつわる景勝地が多く、絶景の宝庫です。この記事では、琵琶湖にまつわる絶景をはじめ、滋賀県の絶景スポットを厳選してご紹介しています。
【1】白鬚神社
琵琶湖に浮かぶ鳥居が神秘的な光景をみせてくれる、白鬚(白髭・白髯)神社の総本宮。毎年9月5日や土日にはライトアップも行なっています。祭神は猿田彦命で、長生きの神様として知られているほか、縁結びや子授け、交通安全、開運招福などさまざまなご利益があります。
【2】びわ湖テラス
2016年7月にオープンした標高1,100mの山頂にある天空のテラスで、日本一の湖「琵琶湖」を一望する絶景が楽しめます。びわ湖テラスまではロープウェイで5分。ウッドデッキが張られ、ソファやテーブルを配する大人リゾートな雰囲気も素敵です。カフェも併設しており、ドリンクや軽食をいただくことができます。
【3】びわこ箱館山&びわ湖のみえる丘
「びわこ箱館山」は、7月中旬から10月上旬まではピンク色のペチュニア、そして7月から8月にはライトグリーンのコキア、10月には真っ赤に色づくコキアの花畑を楽しむことができる天空の花畑です。
また園内にある、標高630mの「びわ湖の見える丘」は、名前のとおり琵琶湖が一望できる丘。この地域は虹がよくかかるそうで、その虹を、特産品である「高島ちぢみ」という布で表現した「虹のカーテン」をくぐり抜けた先には、琵琶湖の大パノラマが広がります。そのほかにも虹色の風鈴が涼やかな音色とともに彩る「風鈴のよし道」などインスタ映えスポットがあります。
【4】石山寺
紫式部が『源氏物語』の話を思いうかべた地として知られる石山寺は、お寺の名前の由来にもなっている大きな硅灰石(けいかいせき)の上に立ちます。
天平19年(747年)、聖武天皇の祈願により、奈良・東大寺の別当、良弁が創建したと言われています。本尊は如意輪観世音菩薩で、安産や縁結び、厄除けなどに御利益があるとされ、古くから信仰をあつめてきました。
四季折々の花を楽しむことができることから「花の寺」として親しまれているほか、2,000本のもみじが植えられており、秋には紅葉して境内が赤く染まります。例年見頃を迎える11月中旬から11月下旬頃まではライトアップも実施。「あたら夜もみじ」は日本夜景遺産にも登録されています。
【5】メタセコイア並木
マキノ高原につづく道路沿い、全長2.4kmに渡ってまっすぐと伸びる、約500本のメタセコイアの並木道。爽快で美しい景観は「新・日本の街路樹百景」にも選ばれています。新緑の季節には青々とした清々しさ、紅葉の季節にはロマンチックな雰囲気を醸し出し、そして冬には雪化粧をした幻想的な光景で私たちを楽しませてくれます。