ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第49回目は、好印象を与える「履歴書」の作り方を考えます。
自己紹介を書くだけでは、目に止まらない
企業勤めの方は、一度就職をしたら改めて「履歴書」を使う場面は少ない印象。しかし、私のようにフリーランスとして活動していると、どこかの企業に属しているわけではないので、新しいキャリア構築にチャレンジするときには、自己アピールをする工夫が必要です。
実は先日、「履歴書」を使う場面がありました。大人になってから「履歴書」を書くことが久しぶりだったので、何を書いたら良いか?どうしたら自分に興味を持ってくれるのか?など、しばらく悩みながら書いていたのですが……。
「履歴書を送ってください」と書いてあっただけなので、紙ではなくデータで「履歴書」を作成することにしました。結果は、後日お会いしたいとのことで面談に。「この履歴書は、会ってみたくなる」とお言葉をいただいたので、私が「履歴書」作りで工夫した部分をご紹介したいと思います!
ポイント1:職歴に自分の心境を添えた
オーソドックスな「履歴書」テンプレートをダウンロードするところから始めたのですが、単純に空欄を埋めていっても面白くないと感じた私は、色々工夫しながら作りました。
まず一つ目は、学歴や職歴の説明に自分の心境を書いたこと。私は、高校は普通科、大学は音楽科、その後は大学研究生という名目で継続で学んだのちに、就職せずにフリーランスになっています。一般的な目線で私の生き方を見たら、なぜ音楽を学んだのにいきなりライターになっているのか不思議に感じると思ったので、「大学卒業後に就職しなかった理由」を書いたり、「音楽を学んだのに、ライターになった理由」を書いたり。
そう、年表形式でただ卒業した学校を書くのではなく、「なぜこの時にこの道に進んだのか」を書き添えたのが「もっと話を聞いてみたい」と思っていただいた要因だと思います。