健康に良い食べ物は巷に溢れていますが、高価だったり味が独特だったりなど、なかなか毎日食べ続けることが難しいものも少なくありません。しかし、「キウイフルーツ」は甘酸っぱい味が好みでさえあれば、1個100円ほどで購入でき、健康を意識した食生活を送りたい人の強い味方です。
ただ、キウイって「食べごろ」がわかりにくいと思いませんか? 保存方法も、冷蔵が良いのか常温が良いのかよくわかりません。ポテンシャルは高いものの、何かと細かな不明点が多いキウイ。
そこで今回は「キウイ食ってアゲリシャス♪」のCMでもおなじみ、キウイフルーツの輸入・製品管理・マーケティング活動を行っているゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社のPRマネージャー 栗田麻衣子さんに、キウイに関する様々な疑問をぶつけてみました。
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キウイを“優しく包み込むように”持ってみて
――キウイが完熟なのかどうかを見分けるポイントはありますか?
ゼスプリ 栗田さん(以下、ゼスプリ)「ゴールドキウイもグリーンキウイも皮の色では熟度はわかりません。キウイを優しく包み込むように持って、弾力を感じるくらいが食べごろ(完熟)です」
完熟キウイの見分け方篇 画像:ゼスプリ公式YouTube「ゼスプリ キウイ WEB限定動画 #02 完熟キウイの見分け方篇」より
――パックで売られていると、直接に手に触れられないため弾力がわかりません。パックのキウイが熟しているかどうか見分けるポイントはありますか?
ゼスプリ「残念ながら見た目で熟しているかを見分けることが難しいです。ご購入後に触ってみてまだ硬く熟していなかった場合は、ご自宅で『追熟(ついじゅく)』いただく形がよろしいかと思います」
硬いキウイは「バナナやリンゴと一緒にビニール袋へ」!
――熟すまで追加で時間を置くのですね。追熟はどのようにすれば良いのでしょうか? またキウイの適切な保存方法を、熟している状態ごとに教えてください。
ゼスプリ「ご購入後は、食べごろの状態でしたらご家庭の冷蔵庫で保存ください。冷蔵庫でも追熟は進みますのでご注意ください。完熟している場合は、お早目にお召し上がりください。 もし硬い、熟してないなと感じる際は、室温で数日間保管していただくか、バナナやリンゴと一緒にビニール袋に入れて密閉し、室温にて数日間保管すると追熟が進みます」
――冷蔵庫に野菜室がない家庭の場合、普通に冷蔵庫に入れても大丈夫ですか?
ゼスプリ「野菜室がなくても問題ありません。食べごろの状態でしたら、通常の冷蔵室に入れて保存ください」