カラーリングのし過ぎは、将来の薄毛を招く
カラーリングの際は、できれば美容院で白い部分だけを染める「リタッチ」を依頼するようにして、髪へのダメージを最小限にしましょう。たまに、2週間に1回白髪染め（カラーリング）をしている、なんてケースを耳にしますが、リタッチだけだったとしても、頭皮が心配です。過度な白髪染めによって頭皮にダメージが蓄積し、将来的に薄毛や抜け毛の原因となりかねません。せめて3週間～1ヶ月程度は間隔をあけると良いでしょう。できれば数ヶ月あけて欲しいところです。
頻繁すぎるカラーリングは、将来的な薄毛・抜け毛の原因に。
さらに白髪が増えてきた際にはグレイヘアへのチャレンジもよいですが、そう簡単にできるものでもないようです。これはまたの機会にお話しましょう。
白髪に悩む人こそ、まとまりのあるスタイリングを意識
髪は見た目の印象を大きく左右するため、たとえ白髪があってもヘアスタイル全体で品よく見せることが重要です。ダメージのあるパサパサ、ボサボサの髪はもちろん、顔周りにほつれた髪が落ちている「老け毛」や、短い毛が立ちあがった「アホ毛」に気をつけ、スタイリング剤などを使って、まとまりのあるヘアスタイルを維持できると良いですね。
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参考：日本毛髪科学協会『毛髪・ヘアケアの基礎知識』
＜文／元井里奈＞ 元井里奈 東栄新薬株式会社／取締役。毛髪診断士®／サプリメントアドバイザー／メノポーズ（更年期）カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram：@rinam.0922、Twitter：@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」
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