見どころポイントその2:職人さんの工夫と技術が結集!各部屋の造りや装飾を楽しもう!
館内では、皇太子さまが宿舎として使われた、当時のお部屋を見学することができます。
各室は「御座所」や「謁見所」など、現在でも当時の名称で呼ばれており、実際に使用された机や椅子などの家具も展示されています。
各部屋のマントルピース(暖炉飾り)や、和洋折衷の技術が施されたカーテンボックスなどからは、室内の細部に渡って意が払われていることが見て判ります。
職人さん達の優れた工夫や技術にも、ぜひ注目していって下さいね。
見どころポイントその3:東郷平八郎の直筆を見よう!
二階へと続く中央の階段の先にある「仁風閣」の文字。
なにも知らないと思わずそのまま通り過ぎてしまいそうですが、実はこちらはこの館の命名者である東郷平八郎の直筆です。
過去の偉人の直筆を見られる大変貴重な一枚です。ぜひ、じっくりと見ていかれて下さいね。
見どころポイントその4:見事な職人技に息をのむ!螺旋階段
職人さん達の工夫や技術が結集している仁風閣ですが、そのなかでも、仁風閣の奥に鎮座する「螺旋階段」の構造には特に驚かされます。
こちらの螺旋階段には、なんと支柱が存在しません。硬いケヤキを彫った厚板(ささらげた)で支えているのです。
支柱が存在しない螺旋階段は非常に珍しく、全国的にも貴重なもので、高さ4mにも及ぶ曲線美はまさに芸術品です。
見どころポイントその5:大ヒット映画のロケ地!白を基調とした美しいバルコニー
1階と2階に設けられている、白い壁と白い絨毯が美しいバルコニー。
上品な空間のこちらは、2012年に公開された大ヒット映画『るろうに剣心』のロケが行われたことでも有名です。
窓からは、映画のクライマックスの戦闘シーンで使われた「宝隆院庭園」が一望できます。
館内では、ロケの様子についてもパネルで展示されているので、『るろうに剣心』ファンの方は必見です。
おわりに
外観も内部も、細部にわたり美しく造られた「仁風閣」の見どころはいかがだったでしょうか?
当時の職人さん達の技術が結集した各部屋や装飾を楽しめると共に、大ヒット映画『るろうに剣心』ファンの方にはたまらないスポットです。
JR鳥取駅から車で10分ほどの距離にある他、周囲にはバス停や無料駐車場もあるので、アクセスも大変便利です。鳥取市を訪れたら、ぜひ足を運んでみて下さいね。
提供・トリップノート
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