落差97mの壮大な滝「華厳の滝」
いろは坂に続いて訪れる「華厳の滝」は、和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならんで「日本三名瀑」のひとつに数えられます。48もの滝があると言われる日光周辺で最もよく知られている滝で、中禅寺湖の流出口にあり、高さ97mの岸壁を轟音とともに一気に落下する様は壮大。
滝壺の近くにある観瀑台(かんばくだい)までエレベーター(有料)で行けるので、ぜひ近くでこの迫力を感じてみてください。
2日目ランチ:「手打ちそば かつら」でゆばそばやニジマスをいただこう
華厳の滝の鑑賞を終えたら、そろそろランチタイム。2日目のお昼は、店内から中禅寺湖を眺められるロケーションも魅力の「手打ちそば かつら」がおすすめです。
人気のメニューは日光名物の湯葉を添えた「ゆばそば」や、中禅寺湖で獲れた「ニジマスの塩焼き」のほか、お店自慢の「そばがき」も評判です。
2日目午後:自然豊かな観光名所「中禅寺湖」「竜頭の滝」「戦場ヶ原」「湯滝」を巡ろう
手打ちそば かつらでのランチを終えたら、午後は引き続き日光の自然の名所「中禅寺湖」「竜頭の滝」「戦場ヶ原」「湯滝」を巡りましょう。
日本で一番高所にある「中禅寺湖」
「中禅寺湖」は周囲約25km、最大水深163m、海抜は1,269mと日本で一番高所にある湖です。中禅寺湖からのぞむ大パノラマが絶景として人気で、とくに秋の紅葉の季節はうっとりするような美しさ。日本百景にも選定されています。
湖沿いの散策路を散歩したり、遊覧船でのクルージングや湖畔のカフェから湖を眺めるのもおすすめです。
奥日光三名瀑のひとつ「竜頭の滝」
中禅寺湖に続いて訪れる「竜頭の滝」は、「華厳滝」と「湯滝」と並ぶ奥日光三名瀑のひとつです。210mもの高さを誇るこの滝は、滝壺の近くが大きな岩によってふたつに分かれており、これが龍の角(頭)のようだとして「竜頭の滝」と名づけられました。
滝のふもとにある「龍頭之茶屋」の奥には観瀑台があり、竜頭の滝を真正面に見ることが可能。滝が見える席もあるので、滝を見ながらお団子やお雑煮をいただくのもいいですね。
また「竜頭の滝」は、春にはトウゴクミツバツツジが咲くことで知られています。流れる滝にそって、華やかなピンク色のつつじが咲く風景は、この時期(例年5月下旬から6月上旬ごろ)しか見られない絶景です。
気軽にハイキングを楽しめる「戦場ヶ原」
竜頭の滝の鑑賞を終えた後に向かうのは「戦場ヶ原」。標高約1,400mの高所にある湿原で、夏でも平均気温が17〜18℃と涼しいのが特徴。戦場ヶ原自然研究路には木道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめます。道中には男山の雄大な姿を一望できる展望ポイントも。
一年を通じて散策が可能で、特に6月には風にふわふわ揺れる様が可愛いワタスゲが、9月下旬〜10月上旬には色づいた草紅葉が見られます。
落差70mの迫力の滝「湯滝」
戦場ヶ原でのハイキングを楽しんだ後は、続いて奥日光三名瀑のひとつ「湯滝」へと向かいましょう。湯ノ湖から流れ出る滝で、落差は70m。最大幅約25mの岩壁を勢いよく流れ落ちる様子が豪快です。
滝壺のあたりには観瀑台があり、滝との距離も近く迫力ある姿を楽しむことができるほか、滝の上に続く遊歩道を登れば、滅多にみられない“滝の始まり”を眺めることができます。
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