フランスの定番&人気のお土産のひとつと言えば、石鹸。フランスには石鹸を販売しているブランドがたくさんあり、デザインや香りまでその種類はさまざま。今回はフランス生まれの石鹸についてのお話です。

1000年以上前から作られるマルセイユ石鹸

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=デュランス マルセイユソープ オリーブ ラフィア、『PARIS mag』より引用)

フランスの石鹸を語る上で、外せないのがマルセイユ石鹸。先日、とのさんの記事でも紹介されていましたね。南仏のマルセイユは1000年以上前から石鹸作りが盛んだったのだとか。オリーブオイルやパーム油、ヤシ油など地中海で採れる素材などを使用しており、お肌に優しいのが特徴です。伝統の製法で作られているものには「72%EXTRA PUR」と刻印され、品質が一定であることが義務づけられています。

そんなフランスで古くから愛される石鹸ですが、最近ではそこにフランス人ならではの繊細な香りやデザインをほどこしたアイテムが多数出ています。その一部を紹介したいと思います。

かわいくていい香り!フランス石鹸

今回は、パッケージのかわいさ、香りの良さなど、泡立ちや洗い上がりの使い心地のよさをポイントに選んでみました。

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=ロタンティック マルセイユソープ(左から、オリーブ、シトラス、アーモンド)、『PARIS mag』より引用)

ボディに直接刻印されたシンプルなデザインが「ザ・マルセイユ石鹸!」な、ロタンティック社の石鹸。プロヴァンスのオリーブオイルとシアバター配合のお肌に優しい処方で、潤いを与えてくれ滑らかなお肌に導いてくれます。泡立ち豊かで、使い心地も抜群。

香りはマルセイユ石鹸の定番オリーブをはじめ、シトラス、アーモンドなどシーンを選ばずに使える香りが揃っています。

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=サボネリー ベジタブルソープ(左上から、ローズ、ハーブ・ド・プロヴァンス、コットン)、『PARIS mag』より引用)

サボネリーのベジタブルソープは、植物成分配合で肌に優しくなじむような洗い心地で、洗い上がりのしっとり感にきっと驚くはず。

ローズはドライハーブ入り&ピンクのボディがとってもキュート。ローズのしっかりとした華やかな香りで優雅なひとときを楽しめます。グリーンのボディのものはハーブ・ド・プロヴァンス。こちらもハーブが入っているタイプで、タイム・ローズマリーなどの香りが優しく広がり、まるでプロヴァンス地方を旅している気分に。ナチュラルな香りが好きな方はほのかな甘い香りのコットンがおすすめです。

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=デュランス マルセイユソープ(コットン、ピーチ、レモンジンジャー)、『PARIS mag』より引用)

プロヴァンスに工場とオフィスを構え、プロヴァンスの香りを世界に届けるトップブランド「デュランス」。「製品に使用するエッセンス・香料はできる限り自社の畑で有機栽培し、その他の香料も厳選されたものを使用する」というポリシーのもと作られています。こちらの石鹸も95%以上を天然成分で作るというこだわりよう。すっきりとした洗い心地、豊富な香りの種類、かわいいカラー展開でギフトとしてもおすすめです。

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=ロタンティック(左から、シークレットアントワーヌ ナチュラルソープ、ジャルダン・エリザ ナチュラルソープ)、『PARIS mag』より引用)

シックなデザインがおしゃれなロタンティックの石鹸は、シアバター、サンフラワーオイルなどが配合。きめ細かでクリーミーな泡立ちの植物性石鹸で全身に使用することができます。

黒色の「シークレットアントワーヌ ナチュラルソープ」の石鹸は男性にもおすすめのスキンケアソープ。マンダリン、ローズウッド、ムスクといったプロヴァンスの天然フレグランスをブレンドし、魅惑的な香りが肌を包んでくれます。

「ジャルダン・エリザ ナチュラルソープ」は、ホワイトムスクの透明感あふれるピュアな香りが楽しめるので、ユニセックスでお使えいただける石鹸です。

洗うだけじゃない!固形石鹸の使い方

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=サンタール・エ・ボーテ マイルドソープ(ホワイティー)、ローズ エ モア マイルドソープ(ローズ シュクレ)、『PARIS mag』より引用)

成分や洗い心地にもこだわりがたくさん詰まったフランスの石鹸を紹介してきました。しかしながら固形石鹸ってからだや手を洗う以外の使い方ってあるの?という方も多いのも事実です。そんな方におすすめの使用方法を少しだけご紹介。

【全身に使う】

オリーブオイルやシアバターなど潤い成分が含まれており、泡立ち豊かなので、たっぷりもこもこに泡立てた泡で優しくなでるように洗えば、余分な汚れだけしっかり落としてくれます。潤っていながらもすっきりとした洗い上がりに、一度使ったら病みつきなるはず。自然由来の成分で作られているものは、お子様も安心して使えます。

【サシェとして使う】

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=『PARIS mag』より引用)

さすがフレグランス大国フランス!繊細で豊富な香りが揃っています。その香りを存分に楽しみたい方はサシェとして使用するのがおすすめ。開封前の石鹸をチェストなどにそっと忍ばせれば、ほのかな香りが残ります。布製の巾着などに入れてクローゼットに吊るしてもGOOD。香水よりきつくないのもいいですね。

少し香りが落ちてきても、泡立てて使えば内側の香りが出てくるので、バスルームなどで使用するのには問題なしですよ。

【芳香剤として】

豊富な香りと抜群の使い心地!フランスのマルセイユ石けんの魅力
(画像=『PARIS mag』より引用)

かわいいパッケージのものは、小皿などに入れて玄関先に置いておき、芳香剤として使用するのもいいですね。帰宅時にふんわり優しい香りで包んでくれます。玄関、リビング、ベッドルーム、トイレ…とお部屋別に香りを変えてもいいですね。ルームフレグランスより気軽に購入できて、香りのバリエーションも豊富なのもうれしいポイントです。

豊富な香りやデザイン、こだわりの成分、そして実は意外と広い使用シーン。フランスで古くから愛される固形石鹸が、毎日をちょっと幸せに彩ってくれそうな気がしますね。

■販売元
EFFIE


提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

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