雨の日も、晴れの日も。私たちの暮らしに欠かせない、傘。洋服やバッグ、靴はお気に入りをチョイスするのに、なぜか「ビニール傘でいいや」と妥協してしまったり…。でも、お気に入りの傘を持っていれば、しとしと降り続く雨の日も、げんなりするような暑さの日も足取り軽く乗り切れるはず。梅雨と夏がやってくる前に、長く大切にできる雨傘&日傘を探しに行きませんか?
私だけの傘を探しに行こう
今回、ご紹介するのは『Coci la elle(コシラエル)』。1点物の日傘を作るブランドとして、2010年に日傘作家のひがしちかさんが始めました。えも言われぬ繊細な色合いやユーモアあふれる絵柄が描かれる傘が、今、多くの女性の心をつかんでいます。
1店舗目は、カフェの町・清澄白河に。そして今年4月に2店舗目を代官山にオープンしました。場所は代官山蔦屋書店の近く。
今回は、できたてほやほやの新店にお邪魔して、とっておきの傘を探してきました。
スワン店はまさにコシラエルのギャラリー。
早速、中に入ってみましょう。中心にお花のように広がる傘と、左右に整然と並ぶ傘が圧巻で、足を踏み入れた瞬間、ふっとコシラエルの世界観に吸い込まれます。
正方形型の店内は、傘を手にとって、さして、広げて、じっくり傘選びを楽しめる空間です。
目の前の壁にひっそりスワンの影。そう、こちらのお店の名前は「スワン店」。当初、オーソドックスに「2号店」という案もありましたが、ある時「2」が「白鳥の姿」に似ていることを発見。ひがしさんが白鳥モチーフ好きなことも相まって「スワン店」になったそうです。
偏愛・傘コレクション
コシラエルの日傘は、世界でたったひとつの1点物。絵柄はひがしさんが1本1本絵の具で描き、ボタンやハンドルなどのディテールにも、細やかな意匠が凝らされています。ひがしさんが描く絵や写真のコラージュをプリントした生地の雨傘や晴雨兼用傘も。その1つ1つが空に咲くお花のように、可憐で強くて、オリジナリティ満載なのです。
お店で見つけたひとめぼれした傘コレクションをご紹介したいと思います。ひがしさんとスタッフの方々がひとつずつ名付けているという、ネーミングにも注目ですよ。
①Bucharest(日傘)
中世ヨーロッパ風のタッセルにひとめぼれ。コーディネートの主役になれる日傘。
②rideau(日傘)
シックな色合いが新鮮。落ち着いた雰囲気をまとう傘は、男性にだっておすすめ。
※こちらの商品は品切れとなりました。
③move(日傘)
色とりどりの絵の具に雨粒をぽつんぽつんと落として、にじませたような。ハンドルのかわいさはため息もの。
※こちらの商品は品切れとなりました。
④a vision(雨傘)
ビジュアルブック『かさ』の表紙が雨傘に。同柄の折りたたみ傘も要チェック。
⑤雪の音(雨傘)
目で見て、触って。ふわっふわの雪のような素材は、ぜひ、実際にお店で手にとって確かめてみて。
⑥LULU2(晴雨兼用傘)
晴雨兼用の傘。この傘があれば、気分屋な空模様の日だって、安心。
使うのが楽しくなるような傘がたくさん。どれにしようか迷ってしまいます。
オリジナル小物も見逃せません
また、コシラエルの独特の色彩を活かした小物も展開しています。
iPhoneケースは、iPhone 7とiPhone6/iPhone6sに対応。水彩絵の具が混じり合ったような色合いは、ほめられ度No.1です。コシラエルの世界観を1枚に落とし込んだハンカチは約20種類。大判なので、お弁当を包んだり、バンダナにしたりと、自分らしく活用することができます。
今年2月にはビジュアルブック『かさ』が発売されました。今までコシラエルが積み重ねてきた足跡をたどることができますし、数々の著名な写真家が撮り下ろしたビジュアルイメージは、写真集としても楽しめます。コシラエルとひがしさんの世界観が、この1冊にぎゅっと詰まっています。
今年こそ、長く、愛着を持って使える傘を
「傘は、雨をしのげればいいの」長い間そう思っていましたが、コシラエルの傘を手に取ると、すっかり忘れていたときめきや童心が心の奥からあふれ出します。傘を選んで大切に使うって、うれしいことなんだって。憂うつだった雨の日も、暑さでうんざりの夏日も、ごきげんに過ごせる気がしてきます。
もう、ビニール傘は卒業。今年こそ長く使えるお気に入りの傘を、コシラエルに探しに行きませんか?
※紹介商品は公開時のもとなります。1点ものアイテムについては、在庫がない場合がある旨、ご理解くださいませ。
※スワン店は閉店いたしました。清澄白河のコシラエル本店をご利用ください。
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
■お店情報
コシラエル
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