見どころ② 碧い日本海と白い波しぶき「龍宮の潮吹き」

元乃隅神社「日本で最も美しい場所31」に選ばれた絶景スポット!
(画像=PIXTA『あそびのノート』より引用)

ここの断崖は、「竜宮の潮吹き」昭和9年8月に国指定天然記念物および名勝に認定された場所です。岩壁に打ち寄せた波が「竜宮」と呼ばれる波で削られた洞に入り込み、大きな音を立てながら吹き上げる豪快な様子を「竜宮の潮吹き」といいます。鳥居のトンネルをくぐり終えた先にある断崖で、運が良いとみることができます。

高い時は、しぶきが30メートルにおよぶときも。この現象は、北からの風と海の波が高いときにみられやすいとのこと。秋から冬にかけての時期は、その条件が整いやすく見られるチャンスもあがるそうですよ!

見どころ③ 日本で一番入れるのがむずかしいお賽銭箱

鳥居にならぶ元乃隅神社の必見スポットは、日本一入れにくいと有名なお賽銭箱。駐車場の近くにある裏鬼門の鳥居をよく見てみると、鳥居の上、高さおよそ5メートルの場所にお賽銭箱が設置されています。

元乃隅神社「日本で最も美しい場所31」に選ばれた絶景スポット!
(画像=『あそびのノート』より引用)

お賽銭を投げ入れるには、力いっぱい空にむかって小銭を放りなげなければなりません!命中させるのは至難の業です。

この高いお賽銭箱は、神主さんの思いつきのアイデアで考えられたものだとか。そんなおちゃめなエピソードに、ついほっこりしてしまいます。

元乃隅神社があるのは、山口県北部・長門市。天然の良港が多く、きれいな海が多いこの街も魅力がたっぷりあるんです。

おいでませ、長門。

元乃隅神社「日本で最も美しい場所31」に選ばれた絶景スポット!
(画像=『あそびのノート』より引用)

長門市は、山口県北部の日本海側に位置しています。かの有名な詩人・金子みすずの故郷としても有名なこの地は、日本海に面した天然の良港が複数あつまる海の街。あまり知られてはいませんが、山口県の海は水がとても綺麗で済んでいるのが特徴なんですよ。

ちなみに〝おいでませ〟は、山口の方言で「いらっしゃいませ」という意味です。

絶対行っておきたいスポット、角島(つのしま)大橋

元乃隅神社「日本で最も美しい場所31」に選ばれた絶景スポット!
(画像=『あそびのノート』より引用)

これは、元乃隅神社から40キロほど離れた「角島大橋」です。2000年にできた新しい山口の観光名所で、角島と本土をつなぐこの優美な曲線の橋を渡りながらみる景色も、知る人ぞ知る長門の絶景スポットです。

真っ青な海に囲まれる橋を渡っていると、空の上を走っているかのような気分に。自然の景観を配慮しつくられたこの橋は「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞も受賞しています。

日中だけでなく、夕焼けの時間もおすすめです。

【スポット詳細】
名称:角島(つのしま)
住所:山口県下関市豊北町角島
アクセス:JR「特牛駅」から、ブルーライン交通バス豊田豊北線で26分
     「学校横」下車。下車後、徒歩5分。

海の上を走る!!元乃隅神社周辺のおすすめドライブコース

神社周辺には、壮大な海の景色が広がる「千畳敷」、緑あふれるのどかな風景「東後畑棚田」そして、海上アルプスとも称される「青海島」など、山口の魅力あふれる名所がたくさんあります。

さらには、湯本温泉や俵山温泉など、良質温泉の宝庫で知られ、夏は海水浴場としても人気の高いスポットです。そんなこのエリアで、グルメも温泉も、絶景もよくばって満喫できちゃうドライブコースをご紹介します!

今回は、中国道下関ICからスタートします。

中国道下関ICから国道191号線経由で約1時間10分ほど車をはしらせ、先ほどご紹介した「角島大橋」へとはじめに向かいます。大橋から県道66号線か通り、たったの5分の場所にあるイタリア料理屋「ガッビアーノ」へと移動します。