オリンピックが盛り上がる一方、全国的に新型コロナのデルタ株が猛威を振るっています。東京では8月18日には、新規感染者数が1万人に達するとの試算も都のモニタリング会議(8月5日開催)で示されました。
そんななか、7月28日に都庁で記者団の取材を受けた際の小池百合子都知事による、以下の発言が波紋を呼んでいます。 「ワクチンを受けた高齢の人たちの感染はぐっと下がっていて、逆にワクチンを受けておらず重症や中等症になる若い世代が増えている」として、「ワクチンを若い人にも打ってほしい。若い人たちの行動がカギを握っているので、ぜひ、ご協力いただきたい」と訴えたのです。
加えて、8月2日にも小池知事は都庁で記者団に対し、「40代と50代で、まだ接種を受けていない方々には、ワクチン接種をできるだけ早くお願いしたい」と呼びかけました。
これに都民から反発の声があがりました。ワクチンを打ちたくても、予約すらままならない状況だからです。
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