3.天戸開きをたたえる戸隠神社中社(長野)
天照大御神がお隠れになった時に、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に、天戸開きご神事に功労ある神々をお祀りした戸隠神社。その中社に坐すご祭神が、天八意思兼命(あめのやこころおもいかねのみこと)となっています。
天戸開きはヒトの体とシンクロしており、脳の活性化を意味しているとも言われています。そのため思兼命は知恵の神、学問の神としても尊崇を集めています。「知恵」とは、知識だけではなく四方八方いろいろなことを思いやれることを言うのだそうです。気象の神・思兼命は、いろいろな方面のことに意識をもって察知できたため、知恵の神様と言われるのも納得ですね。
拝殿のすぐ右側には清涼な滝が流れており、暑い夏の日にはマイナスイオンを浴びさせてもらえて、戸隠を修行の場とする修験者たちの癒しの場であったことが伺えます。
樹齢800年という戸隠の三杉はご神木とされており、圧倒されると同時に傍に立つと癒されます。
思兼命を祀る神社を訪れてみよう
現代の日本は、冬は災害級のどか雪が積もり交通渋滞を引き起こしたり、夏は40度を超える街が多くなってきています。異常気象が多い昨今の地球の様子を見て、思兼命ならばどのように解決されるのかなど思いを巡らせながら参拝してみるのも良いかもしれません。
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