妊娠していることがわかったら、会社にはまずそのお知らせをして、産前産後休暇(産休)・育児休暇(育休)の申告をしなければなりません。長期のおやすみに入るからこそ、その前にやっておきたいことをまとめてみました。
妊娠発覚! 職場への対応はどうすべき?
妊娠していることに気づいたら、職場に対してはどうするのが正しい?
「まだ安定期なわけではないから、人には話しづらい」
「独身の女性上司に話すのがちょっと気まずい……」
職場への報告するタイミングや、どこまでの人に報告をすべきか、悩んだりしますよね。今回は、産前休暇に入る前にやっておきたいことをまとめてみました。
産前休暇に入る前にやっておきたいこと
上司への報告
産前休暇が必要になる場合には、なるべく早い報告が必要です。とはいえ、もちろん子どもが必ずしも無事に生まれてくるという確証はありません。「安定期に入ってから報告したい」などと思うことってありますよね。
ですが、長期の休暇に入ることに違いはないので、直属の上司や、直接仕事をしているパートナーにだけは妊娠が発覚した時点ですぐに報告した方が良いでしょう。早いに越したことはありません。その時に「安定期に入るまでは、まだ公にはしたくない」と一言添えておけば問題なし。業務の追加を防いだり、引き継ぎまでの準備をしやすくなります。また妊娠中の体調の変化など、職場からの理解からも得られるようになります。
また、あまりそういった事例を経験していない会社に関しては、医師に「母性健康管理指導事項連絡カード」を書いてもらうのもよい方法です。これは、働く女性への指示事項が事業主に伝達するためのカードです。正しい措置をしてもらうことができるようになります。
里帰り出産をするかどうか
地元に帰って出産の準備をする方もいると思います。
そのことは、必ず職場に伝えておくようにしましょう。休暇中も会社とやりとりしなければならないことがあるかもしれないからです。産前産後休暇届け、育児休暇届けなど、様々な書類が必要になるため、その場で対応できること・できないことを明確にしておきましょう。
個人用の連絡先
妊娠期間・育児期間は、普段会社で使用しているアドレスの他に、個人用の連絡先も伝えておくようにしましょう。書類に不備があったり、緊急の連絡などが必ずしもないとは言い切れません。