「夫が定年退職、収入が減って年金だけでやっていけるか今後が心配…」

「まだまだ元気だし、もう一度働きたい!」

このように考える方もどんどん増えてきています。

60代が採用されやすいお仕事を見つける方法は、ずばり「実際に同年代の人が働いている職場を探すこと」!

仕事をする上で体力的にも負担になることが少ないので、おすすめです。

職場で同年代の友達ができて張り合いができた!という声も聞こえてきます。

そこで今回は、60代からのパートデビューについてご紹介します!

■タイプ別・60代に人気のお仕事は?

60歳からの働き方はどうする?パート・再就職にも!60代女性におすすめのお仕事とは
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

まずは、実際に60代がどんな仕事をしているのか?を見てみましょう。

お仕事さがしの「4つのタイプ」別に、人気の職種をご紹介します!


•「過去の経験が生きる仕事に就きたい」人に人気の職種

データ入力などの事務ワークや、知識・経験が活かせる法務・経理のお仕事が人気です。

ただ、パソコンの画面を見つめていると目がチカチカして頭が痛くなってくる…という声もありました。

•「持っている資格を生かしたい」人に人気の職種

ボイラー技士などの技術系、保健福祉士、図書館司書、講師などのお仕事が人気です。

特に、そろばん講師・書道講師・手芸講師など、講師のお仕事はいくつになっても働ける職場がたくさんあります。

また、保育士、看護師、衛生士、調理師なども女性が多く活躍している職場が多く、働きやすいと感じている方が多いようです。

少し体を動かす仕事が多いので健康にもつながりそうですね。

•「外に勤めに出たい、健康を維持したい」人に人気の職種

清掃、軽作業など軽い運動ができるお仕事が人気です。

また、事務のお仕事ではパソコンを見ていると目がチカチカして…という方も、あえて職種を変えて

お弁当販売やスーパーのレジ、コンビニ、チラシ配達、軽作業など、少し体を動かす仕事を選んでいる方もいます。

短い時間で働けるお仕事が多いので、体に負担が少なく働けるようです。

•「いつも家でやっていることを仕事にしたい」人に人気の職種

調理補助、引っ越しのお片付けなどがあります。

また、小学校・幼稚園の給食の調理補助や、介護施設の食事作成補助など、資格・経験を問わずにチャレンジでき、勤務時間も短いものが多いので、長く働きやすいことも人気の秘訣のようです。

また、長年の家事・育児経験をいかして、家事代行・ベビーシッター、学童スタッフのお仕事にチャレンジする方もいます。


シニア世代は若年層よりも、広く深い経験・知識を持っていることが非常に有利なポイントといえます。

60歳からの働き方はどうする?パート・再就職にも!60代女性におすすめのお仕事とは
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

■60代「歓迎」のお仕事の傾向は?

やってみたい仕事と、実際にその求人が募集されているかどうかは、別の問題になりがちです。

60代以上が実際に活躍している・歓迎される仕事には、大きく分けて3つの傾向があります。


•時間的なメリットが生かせる

60歳を過ぎると体力などの関係から、フルタイムで働くよりも週に2〜3日あるいは短時間で働けるパートのお仕事の方が人気です。

短時間のシフトがある仕事は、例えば早朝勤務がある清掃業務、コンビニ、ファストフードなどで、60代が活躍されています。

また、出勤する前に立ち寄るお客さんが多いお店では、お弁当販売や、カフェでも募集を見かけます。

•人生経験の多さが生きやすい

今までやってきた仕事の経験だけでなく、年齢を積み重ねることによって作り上げられる経験が生かせる仕事でも活躍がしやすいです。

例えば、介護の現場で思いやりのある言葉をかけられる、お客様相談室で様々な問い合わせやクレーム対応ができるなどです。

特に介護・福祉の現場は世代が近いので、利用者の気持ちが理解しやすいため重宝される傾向があります。

•未経験OKでもチャレンジできる

経験がさほど求められない仕事は年齢制限があまりないので、60代以上でも活躍している姿がみられます。

男性では警備員、女性では清掃やコールセンターなどがあげられます。

60歳からの働き方はどうする?パート・再就職にも!60代女性におすすめのお仕事とは
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

■シニア世代で働いている人はどのくらい?

総務省によると、高齢者の就業率は平成になってから年々右上がりになっており、平成28年時点ではおよそ770万人になっています。

これは全就業者のうち、約12% を占め、およそ10人に1人が60歳以上、シニア世代ということになります。

この傾向は、今の子育て世代がシニアになったとき、もっと増加していると予想されています。

大和ネクスト銀行が2017年に働くシニア(60~79歳)の男女1000人を対象に行ったアンケートによると、シニア世代は一週間あたりおよそ4.3日、1日あたり6.3時間働いている、という結果が出ています。

働いているシニア世代は、週の大半の日数・時間をパートやアルバイトに充てていることがわかります。

仕事内容はというと、軽作業やスキルを活かしたものが多くみられます。

というのも、「アルバイトやパートについて興味を持ったきっかけは?」という問いに対して、金銭目的というよりも、社会とのつながりを重視する傾向が強く、給与は高いが体力的にしんどいお仕事は敬遠されることもあるようです。

現在の傾向として、健康である限り生涯現役でいることも選択肢の一つとして存在しています。

老後にかかるお金を自分で用意しておきたい。また、セカンドライフを充実させたい。という声も聞こえてきます。

人生100年時代。働く女性は、何歳まで働きたいと思っているのでしょうか?どんな理由で働いているのでしょうか?

■シニア世代におすすめの求人サイトは?

シニア世代歓迎のお仕事を探す際におすすめのサイトをいくつか紹介します。

1、年齢不問の求人を取り扱っているサイト

ハローワーク

募集条件に、年齢を問わない仕事を紹介しています。

2、 60歳以上の人材を求めているサイト

シルバー人材センター

グラン・ジョブ

稼ぐために仕事をするというよりも、生きがい・健康のために仕事したい人向けのお仕事が多くあります。アルバイトや正社員という形態ではなく、指定された業務を処理する形になります。

3、60歳以上など年齢を制限して検索ができる求人サイト

しゅふJOB

タウンワーク

はたらこねっと

リクナビ派遣

タウンワーク、はたらこねっと、リクナビなどは、こだわり条件で「シニア」を指定して検索できます。

しゅふJOBでは、少日数・短時間のお仕事がたくさん掲載されています。

「60代が活躍中」で絞り込むこともできるので、同年代が働いている職場をピンポイントに探すこともできます。

よろしければ使ってみてください。

60歳からの働き方はどうする?パート・再就職にも!60代女性におすすめのお仕事とは
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

■まとめ

60歳からの仕事探しは「探し方」がポイントです。

多くの企業で定年制を導入しているため、60歳を超えると途端にお仕事を探す時間がかかるようになってきます。

60代が採用されやすいお仕事を見つける方法は、ずばり「実際に同年代の人が働いている職場を探すこと」!

仕事をする上で体力的にも負担になることが少ないので、おすすめです。

職場で同年代の友達ができて張り合いができた!という声も聞こえてきます。

まずは、自分が何をやりたいのか、何ができるのかを確認し、いくつか求人サイトを見ながら、自分の希望に合った働き方や業種を絞っていきましょう。

提供・しゅふJOBナビ



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