☆メロンのゼリー
『やわらか とろける いとしのゼリー』メロンのゼリー 写真は本書より(以下同)
材料(容量80mlのグラス4個分) メロン 正味250g(約1/2個) アガー 5g 砂糖 30g 水 150ml レモン汁 小さじ1
下準備 メロンは室温に戻す 器にアガーと砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる
作り方
1 メロンは皮をむいて種をとり除き、ひと口大に切り、ミキサーにかけてピュレ状にする。
2 鍋に水を入れ、泡立て器で混ぜながら、混ぜたアガーと砂糖をふり入れる。
3 混ぜながら中火にかけ、沸騰直前(90度以上の液体で溶かすが、沸騰させてしまうと凝固力が弱まるので注意)に火からおろす。1を少しずつ加えて混ぜ、レモン汁を加えて混ぜる。
4 グラスに注ぎ入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
メロンの淡いグリーンって、品のあるやさしさだと思いませんか。メロンはフルーツの中でもカリウムを多く含み、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があるのです。βカロテンやたんぱく質分解酵素も含まれているので、お肉を食べた後のデザートにもいいですね。
お次はマンゴープリンです。意外と手軽に作れるので、ぜひお試しあれ。
☆マンゴープリン
材料(容量100mlのグラス4個分) マンゴー 正味200g(約1個) 砂糖 20g 粉ゼラチン(または顆粒ゼラチン) 水 大さじ1 オレンジの果汁(オレンジジュースでもOK) 50ml 生クリーム 100ml
下準備 器に水を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかす
作り方
1 マンゴーは皮をむいて種をとり除き、ひと口大に切り、ミキサーにかけてピュレ状にする。
2 鍋に1と砂糖を入れてゴムべらで混ぜながら中火にかけ、沸騰したら火からおろす。ひと呼吸おき、ふやかしたゼラチンを加え、混ぜて溶かす。
3 オレンジの果汁を加えて混ぜる。鍋底を氷水に当てながら混ぜ、軽くとろみがつくまで冷やす。
4 ボウルに生クリームを入れて七分立て(もったりと重くなるが、泡立て器ですくうと角は立たずに先端がたれる)にし、3に加えて混ぜる。グラスに注ぎ入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
フレッシュなビタミンカラーが見ているだけで元気をくれるマンゴー。含まれている栄養はポリフェノールと抗酸化作用の相乗効果が期待できるビタミンA、C、E等々。日焼け対策にもなるマンゴープリン、手作りすれば心の栄養にもなりそうです。
本書にはフルーツゼリーだけではなく、紅茶やソーダ、キャラメルや甘酒のゼリーもあります。朝食やおやつに一品加えれば、夏バテ知らずに過ごせますよ。
―小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹> 森美樹 1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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