最近はデジタルチケットが増えたので、“チケットを忘れた!”というミスは減りつつあるようです。それでも、ガッカリな失敗談は、ちょこちょこ耳に入ってきます。今回は、ヲタさんたちに訊いた“チケットの失敗あるある”と、その防止法をお送りします。

夜公演なのに、昼公演と空見して失敗!

「なぜか、昼公演と夜公演を勘違いしていて、楽しみにしていた公演を見逃しました。“そろそろ出かけようかな?”と思ったころ、席で落ち合うはずのヲタ友から“もうすぐ開演だけど、大丈夫?”とLINEが来て真っ青に! なんでこんなボケをかましたのかわかりませんが、もしかしたら“13:00”と“18:00”を見間違えて、夜公演だと思い込んでいたのかもしれません……」(ミナさん)

 対策:公演日時は三度見して確認! 昼公演は赤、夜は黒でメモを

 仕事が忙しかったり、何か気がかりなことがあったり……。“うっかり” “思い込み”は、そういうスキをついてやってきます。

 チケットが届いたらチラ見で済まさず、かならず三度見して公演日時を確認しましょう。スケジュール帳に予定を書き込むときは、昼公演は赤、夜公演は黒にするなど、色を変えておくといいですよ。

おたがい、相手がチケットを持っていると思って会場へ……!

「はじめて嵐のコンサートに当選し、母とふたりで意気揚々と会場に向かいました。でも、入場口でチケットがないことに気づいて、大パニックに! 私は母がチケットを持っていると思っていて、母は私が持っていると思っていて、確かめずにそのままにしてしまったのです。

 思い返すと、父が“嵐のチケットってどんなもんか見たい”というので見せてあげて、そのあと机に置いたのを、私も母も回収しなかったんですね。家に取りに戻っても間に合わない距離だし、泣きながら帰りました……」(ナミさん)

 対策:寝る前と出かける前には、チケットを確かめて

 家族で参加する場合、起こりがちなミスですね。「相手が持っていてくれるだろう」などとぼんやりさせず、誰がチケットを管理するかはっきりさせておきましょう。出かける直前に「ない!」とあわてるのはいけませんから、前夜のうちにチケットをバッグに入れておくといいですよ。翌日、家を出る前にもう一度確かめれば安心です。