「産後に髪を切るな!」って自分に手紙を書いた
M「そんなに人生変わるのがいやなんですかね?」
B「良い方にも悪い方にも変わってしまうかもしれない。賭けだわ!みたいな。そのスリルが嫌なんじゃないの?」
バービーM「確かに私の友達でも子ども産んだらめちゃくちゃ変わっちゃった子はいますけど」
B「私もそれが聞きたい!なゆゆは子ども産んで変わった?」
M「自分が独身のときは、子どもを産んだ友達がみんな髪をボブにしたり、洗濯機で洗えそうな服ばかり着ちゃうようになって、その変化がこれはもう本当に勝手な個人的な感情なんですがなんかちょっと悲しかったので、だから、私は妊娠中に『髪をボブにするな!』って自分に手紙を書いてたんですよ」
B「すごい。戒めのような。でもみんな出産前に髪切るじゃない? あれは必要なかったの?」
M「産後って抜け毛がひどいから、髪が貧乏神みたいになる。こりゃ切りたくなるわって思ったけど、妊娠前の自分が『絶対に髪を切るな!』って手紙を書いてたから、髪を切らずに美容液を塗って守った。それに、出産前にはしてなかったネイルもするようにもなったし、逆に今の方がちゃんとするようになった」
B「すごいね。乗り越えたのね」
“疲れた母親”になっちゃっても何が悪いんだよ!
M「自分自身は変わらないようにしているけど、仕事の種類は変わったかな。ほら、私、以前は男の人とデートに行く実録漫画描いてたから、そういうことがやりづらくなったりとか。逆に子どもを産んだことで、そっち方面の新しい仕事が来ましたけど。
ただ、みんなが怖がってるのは、いわゆる疲れた母親みたいになるのがいやってことじゃないかなって思う。だから、結婚後や妊娠後の自分へ手紙を書くっていうのはおすすめですよ。『これは絶対に守れ』とか、逆に『これはやるな』とか書いておく。で、8割守れたら別に良しとするとか」 B「確かにね。でも、疲れた母親になってもいいんじゃないかなって思うけどな」
M「そうそう。私も独身の頃は『疲れた母親にはなりたくない』って思ったけど、今は『疲れた母親の何が悪いんだよ。誰に迷惑かけてんだよ!』って思う」