尾野真千子の飾り気のないキャラクター

 ご本人は奈良の山奥育ちで、やわらかな関西弁でよく喋る、とにかく面白い方ですよね。

 かつて「食わず嫌い王決定戦 」(2016年1月21日放送『とんねるずのみなさんのおかげでした』内のコーナー。フジテレビ系列)に出た際、草やつららを昔よく食べていて、東京では食べないのかと驚いた話などしていましたが、その飾り気のなさやワイルドさに好感を抱いた人が多かったようです。

『カーネーション』の共演者のほっしゃん。こと星田英利とは、ドラマ放送当時、Twitterでドラマのやりとりの延長線上のような痴話喧嘩的な場外乱闘を繰り広げ、仲の良さが一時話題になりました。その後、熱愛が週刊誌で取り沙汰され、不倫疑惑と言われていたほっしゃん。は当時の妻と離婚するのですが(その後、2014年に元妻と再婚)。

視線をクギづけに。演技における“魔性の女”

尾野真千子、沖縄の男性と再婚。スローライフ系で前夫と違うタイプ?!
(画像=『女子SPA!』より引用)

 くるくる変わる豊かな表情は、ときに少女のように愛らしく、ときに大人の妖艶さもあり、ときにやかましいオバハンにもなりえます。

『カーネーション』の中だけでも、仕事に対する猪突猛進のエネルギッシュな頼もしさや、初恋を知ったときの初々しさ・美しさ、周りを巻き込む毒々しさ、年齢を重ねてからの凄みなど、実に様々な表情を見せてくれています。

『最高の離婚』でもズボラでガサツで大らかな愛らしさを見せていたかと思えば、喧嘩シーンでは説得力に満ちた生々しい長ゼリフの迫力で圧倒します。エネルギーのかたまり、エモさのかたまりです。

 その恋愛遍歴などからご本人がときどき「魔性の女」と言われますが、演技においては視聴者の視線を釘付けにする一種の魔性の女だと思います。

<文/田幸和歌子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 田幸和歌子 ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など。Twitter:@takowakatendon

提供・女子SPA!



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