会社員の厚生年金と比べると、国民年金の受給額は少なく、将来が心配と感じる人も多いでしょう。しかし、老後のお金について漠然とした不安を抱えていても、実際の収入や支出がどのぐらいになるのか計算したことのある人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、国民年金加入者が将来もらえる金額や、年金を増やすための方法をご紹介します。

国民年金の平均受給額は月5万5,000円

国民年金の平均受給額は月5万5,000円(厚生労働省「平成28年度 厚生年金保険・国民年金事業年報」より)。もし40年間分の保険料を全額支払ったとしても、1ヵ月当たり約6万5,000円の受給となります。

将来、国民年金だけで生活すると考えると、かなり心もとない金額のように感じるのではないでしょうか。

詳細はこちら。

国民年金、満額いくらもらえる?支給額を年収別に解説(2019/02/17公開)

国民年金に加入するケースと手続き方法

自営業の人のための制度と思われがちな国民年金ですが、実際は日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人に加入が義務付けられています。特に女性の場合は、ライフイベントに合わせて国民年金に加入する機会がある人も多いでしょう。

例えば、会社を退職したときや、結婚して配偶者の扶養に入るときなど、自分の環境に合わせて適切な年金の手続きが必要です。いつまでにどこでどのような手続きが必要になるのか、確認しておきましょう。

詳細はこちら。

国民年金の手続きが必要な5つのケース。手順と必要書類を解説(2019/03/25公開)

国民年金だけで不安な人はどうすればいい?

国民年金は、会社員などが加入している厚生年金と比べて受給額が少なく、老後の生活に不安を覚える人も少なくありません。そのため、受給額が上乗せできる制度を活用している人もいます。

国民年金にプラスして加入できる制度で代表的なものには、「国民年金基金」や「付加年金」があります。

詳細はこちら。

国民年金だけで不安な人はどうすればいいか?(2019/03/01公開)