初めてデートする男性が、じつは“カラダ目的”で、最悪な経験してしまった……。今回はそんな女性のエピソードです。
19歳ころ、大学のクラスメイトからデートに誘われた飯島美玖さん(23才・仮名)は、当時の怖い体験を振り返ります。
毎回夜のデートに誘ってくる怪しい男性
飯島さんは授業中、話したこともないあるクラスメイトの男子学生から視線を感じていたそうです。ある日、その彼からSNSを聞かれ、連絡を取り合う仲に。毎日のようにお誘いメッセージが来るようになりました。
「デートすら経験したことがなく、恋愛について何も知りませんでした。かなり純粋な少女時代を過ごしていたと思います。毎回、夜の8時とかの遅い時間にお誘いのメッセージが来ていましたが、『なんでこんな時間帯に誘ってくるんだろう?』と思うだけで、特に気にも留めることはありませんでした」
ある日、押し切られるかたちで彼からの誘いを引き受けることにしました。初デート当日は車で迎えに来てくれましたが、飯島さんは彼の不審な行動が気になり出します。
「車の中で、『あとで手をつないでもいい?』と聞かれたのですが、今までそういった経験をしたことがなく、はっきり断れずに流れでOKしてしまいました」
映画館でいきなり、欲望丸出しに
「映画館に着くと、彼が最後列の一番端の席を取ったので、さすがに鈍感な私でも『この人大丈夫か?』と疑い始めました」
何をされるかわからないまま、真っ暗闇の中での密着状態。不安と恐れを抱きつつも、映画がスタートしました。
「いきなり太ももを触られ、どうしたらいいのかわからずに固まっていたら、彼の手が足の付け根へと徐々に近づいてきたんです。少し強めに『やめて』と言うと、ふてくされているようでした」
それでも懲りない彼は、何度も飯島さんの体を触ろうとしてきたそうです。強く断ると不機嫌な態度へと豹変し、どうすればいいのかわからなかったといいます。
「彼は隣に座っているのにもかかわらず『キスしてもいい?』と顔を近づけてきたんです。それを見て気持ち悪く感じ、本人の顔をじっと見て『本当にやめてくれない?』と伝えました」