午後:石庭が有名な「龍安寺」、美しく輝く「金閣寺」、学問の神様「北野天満宮」へ

西源院でのランチの後は、いよいよ「龍安寺」を参拝しましょう。龍安寺拝観のあとは「金閣寺」「北野天満宮」の順にめぐってみて。途中、粟餅が人気の専門店「粟餅所・澤屋」で一休みもおすすめです。

15個の石を配した石庭が見どころの「龍安寺」(拝観所要時間:40分)

龍安寺・金閣寺・北野天満宮も!龍安寺&周辺をめぐるおすすめ観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

「龍安寺」は室町幕府で活躍した守護大名・細川勝元によって創建された、臨済宗の寺院。

有名な石庭は、三方を囲まれた幅25m、奥行き10mあまりの長方形の白砂に15個の石を配したシンプルな名園です。この15個の石は5、2、3、2、3と配置されていますが、どの角度から眺めても必ず1個の石は他の石の影にかくれ、15個の石すべてを一度に見ることができないと言われています。

龍安寺・金閣寺・北野天満宮も!龍安寺&周辺をめぐるおすすめ観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

秋には石庭越しの紅葉が美しく、庫裏の石段の紅葉トンネルもまた見どころ。

池に映る姿も美しい「金閣寺」(拝観所要時間:40分)

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

龍安寺から約1.6km、徒歩の場合は約20分でたどり着ける「金閣寺」。正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」ですが、金閣寺の愛称で広く知られています。建物の中と外に金箔を貼った舎利殿を金閣といい、舎利殿を含めた寺院全体を金閣寺と呼びます。

現在の金閣寺は昭和25年(1950年)の火災で焼失したものを再建したもの。昭和62年(1987年)には金箔の張り替えが行われ、美しく輝く金閣寺が姿を現しました。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

境内の半分以上を占める庭園は特別史跡・特別名勝に指定されており、鏡湖池(きょうこち)に映る金閣寺の姿は一見の価値があります。

「粟餅所・澤屋」の素朴な粟餅で一休み

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

金閣寺の拝観を終えたら、続いて約1.1kmほど離れた「北野天満宮」へと移動しましょう。参拝する前に、北野天満宮の一の鳥居の前に佇む「粟餅所・澤屋」で一休みはいかがでしょうか。

澤屋は創業した天和2年(1682年)から粟餅を作り続ける老舗。素朴な粟餅は、餡で包んだものと、きな粉をまぶしたものの2種類あり、店内でお茶とともにいただけます。また夏には粟餅が入ったかき氷も人気です。

牛の像を撫でると身体が良くなる「北野天満宮」(拝観所要時間:30分)

龍安寺・金閣寺・北野天満宮も!龍安寺&周辺をめぐるおすすめ観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

澤屋の粟餅で一息ついた後は、「北野天満宮」へお参りしましょう。菅原道真をお祀りする北野天満宮は、通称「北野の天神さん」とも呼ばれ、古くから学問の神様として信仰されてきた神社です。

境内には天神様の使いとして親しまれている「牛の像」があり、気になる箇所をなでると身体が良くなるといわれています。また本殿の奥には「牛舎(ぎゅうしゃ)」があり、祀られている「一願成就のお牛さん」をなでると、ひとつだけ願いが叶います。

龍安寺・金閣寺・北野天満宮も!龍安寺&周辺をめぐるおすすめ観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

境内には約300本のもみじが植えられた「史跡 御土居のもみじ苑」、50種類の梅の木が約1,500本植えられた「梅苑」を併設しており、それぞれ見頃の時期には、普段以上に多くの参拝客が訪れています。

なおもみじ苑、梅苑も見学する場合には、拝観所要時間は1時間ほど見ておくと良いでしょう。

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