「龍安寺」とその周辺にある人気名所「金閣寺」「北野天満宮」「仁和寺」「妙心寺」を1日でめぐる観光モデルコースをご紹介!ランチ&午後の一休みタイムにも周辺の人気店を訪れる、おすすめプランです。
午前:雲龍図が見どころの「妙心寺」、世界文化遺産「仁和寺」へ
まずは雲龍図や梵鐘をはじめとする見どころ豊富な「妙心寺」へ。続いて皇族が代々住職を務め「仁和寺」を訪れてみましょう。
日本最大の禅寺「妙心寺」(拝観所要時間:1時間)
「妙心寺」は、敷地内に46もの塔頭が立ち並ぶ、日本最大の禅寺。1342年(暦応5年・康永元年)、花園天皇によって創建されました。
見どころは多数ありますが、特に見逃せないのが妙心寺法堂の天井に描かれた『雲龍図』。江戸時代の絵師・狩野探幽によるもので、どの角度から見上げても龍と目が合うように描かれていることから「八方睨みの龍」とも呼ばれています。
また同じく法堂に収められている、698年(文武2)鋳造の日本最古の梵鐘も必見です。
世界文化遺産「仁和寺」(拝観所要時間:1時間)
妙心寺の拝観を終えたら、続いて金閣寺と並んで世界文化遺産に登録された「仁和寺(にんなじ)」へと移動しましょう。妙心寺から1.3km、徒歩の場合20分ほどの移動時間です。
仁和寺は平安時代、光孝天皇(こうこうてんのう)の命で着工したのが始まりで、仁和4年(888年)、宇多天皇が遺志を継いで寺院を完成させました。退位後、出家して修行に励み、明治維新まで皇族が代々住職を務めたことから「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれています。
また美しい庭園も仁和寺の見どころの一つ。なかでも宸殿(しんでん)には白川砂を敷きつめた南庭、そして池を配した北庭があり、庭の奥には、仁和寺のシンボル「五重塔」も見ることができます。
ランチ:龍安寺境内にある「西源院」で湯豆腐・精進料理をいただこう
仁和寺へ参拝した後は、距離にして1km、徒歩の場合は12分ほどの「龍安寺」へと移動しましょう。
龍安寺拝観の前に、境内にある「西源院」でランチがおすすめ。西源院は湯豆腐と精進料理の専門店で、風情ある庭園を眺めながら食事をいただけます。